フェイスラインのニキビの原因は?治し方や予防法を美容皮膚科医が解説!

2024/05/29

フェイスラインにできたニキビは、かゆみを伴ったり、大量にできたりして悩む方が多い部位です。
コロナ渦でのマスク生活が長引いたことによって、フェイスラインにニキビができやすくなった方も多いようです。
フェイスラインのニキビは前から見ても横から見ても目立ってしまうため、できるだけ早くキレイに治したいですよね。

本記事では、フェイスラインのニキビの原因と治し方、予防法について解説します。フェイスラインのニキビに悩んでいる方はぜひご一読ください。

フェイスラインのニキビとは?

画像:フェイスラインのニキビを気にする女性

フェイスラインは頬や顎周りと同様に、大人ニキビができやすいパーツの1つです。

フェイスラインのニキビの主な原因は、ホルモンバランスの乱れや乾燥、メイクなどの汚れ、肌への刺激と言われます。

フェイスラインにニキビができてしまうと「堂々と髪をアップできない」「横顔に自信がない」という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

では、そんなお悩みを解消するにはどうしたら良いのか?フェイスラインのニキビの原因と解消法を解説します。

フェイスラインのニキビの原因は?

画像:フェイスラインを鏡で見る女性

フェイスラインのニキビは再発しやすい、治りにくい、悪化しやすいという特徴があります。
加えて、フェイスラインは肌のターンオーバーが遅いため、ニキビ跡が残りやすい場所でもあります。

しっかりとニキビの原因を理解して、適切な予防を心がけましょう。

ホルモンバランスの乱れ

フェイスラインのニキビを始めとした大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れが主な原因といわれています。
疲労やストレスが溜まったり、睡眠不足などによってホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンの量が過剰に増えたり、皮脂の分泌量が増えたり、免疫力が低下したりするのと同時に肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、ニキビができやすくなります。

肌の乾燥

フェイスラインは肌が乾燥しやすい部位となっています。
皮脂が多く分泌されるのに、肌のターンオーバーが遅いため、乾燥するとバリア機能が低下し、ニキビが発生しやすいです。

フェイスラインが乾燥すると、ニキビが大量に発生して、ニキビが赤く腫れあがったり、痛みを伴った黄色いニキビになったりします。

かゆみを伴うことも多いため、手でかいてしまったり、汗がしみたりすることで、ニキビが悪化します。しっかりと治療しないと、ニキビ跡が残ったり、クレーターや色素沈着が起こったりします。

フェイスラインニキビができる場合は、しっかりと保湿ケアを行い、肌が乾燥しないように注意しましょう。

メイクの汚れ残り

フェイスラインはメイクの汚れが残りやすいです。
毛穴にメイクの汚れが溜まっていくと、毛穴が詰まり、皮脂の分泌が阻害され、ニキビができやすくなります。

また、残ったメイクの汚れを栄養分としてアクネ菌が増殖し、ニキビを悪化させていきます。

メイク汚れが残らないように、しっかりと洗顔をし、洗い流す必要があります。
ぬるま湯で、細かく泡立てた洗顔フォームを使い、肌をこすらないように優しく入念に洗いましょう。

シャンプーやリンスのすすぎ残しにも注意が必要です。
洗顔後はたっぷりの化粧水・乳液で保湿ケアし、乾燥を防いでいきましょう。

髭剃りや睡眠時の寝具などの外的な刺激

フェイスラインは特に普段の生活でも外からの刺激を受けやすい部位です。

ほおづえをついた時に手が当たったり、髪の毛が当たった時やマスクを着用している時の刺激など、日常生活でも刺激を受ける場面がたくさんあります。

また、男性の場合は、髭剃りの刺激が原因となることもあります。加えて、フェイスラインは睡眠時に枕や布団があたるので、それらの摩擦という外的要因もあります。

フェイスラインをなるべく刺激しないようにして、ニキビの発生や悪化を防止していきましょう。

フェイスラインのニキビを予防するには?

画像:フェイスラインニキビ before after

フェイスラインにできるニキビはニキビループを起こしやすく、再発を繰り返してしまう場合があります。
ここでは、ニキビを発生させないための予防法を紹介しますので、実践しやすいものから日頃の習慣に是非取り入れてみてください。

生活習慣の見直し

大人ニキビを防ぐためには、生活習慣を見直してホルモンバランスを整えることが大切です。日頃からバランスのとれた食事と規則正しい生活を心がけ、心身の健康を保ちましょう。

ストレスを感じたときはウォーキングやヨガなど、ゆったりした運動で発散することをおすすめします。

ヘアスタイルの見直しなど外的な刺激を防ぐ

フェイスラインのニキビは、髪に触れる刺激でも起こるので、毛先がフェイスラインに触れないようにゴムなどで髪をまとめておくなど、ヘアスタイルに注意しましょう。スタイリング剤もなるべく避けるようにしましょう。

さらに、女性はメイク、クレンジングや洗顔料・シャンプーのすすぎ残しなどにも注意してください。
男性は髭剃りの時に肌へ負担をかけ過ぎないよう、電気シェーバーを使用したり、保湿ケアをしっかり行いましょう。

フェイスラインのニキビが治らない場合は、美容皮膚科がおすすめ

フェイスラインのニキビは、大量に発生してしまったり、強いかゆみを伴うことも多いです。
手やマスクの刺激も受けやすいため、フェイスラインはニキビが悪化しやすい部位でもあります。

フェイスラインのニキビが悪化してしまうと、ニキビ跡が残ったり、凸凹したクレーターになってしまったり、傷が盛り上がったりします。ニキビが治まっても、キレイな肌に戻ることが難しくなってしまう場合もあります。
そのため、ニキビ治療は早めに行うことが大切です。

美容皮膚科ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、ニキビの治療に関して有効と証明されているものはほぼすべて網羅しております。

難治性のニキビでお困りの患者様にも多数ご来院いただき高い評価を得ております。

全国で当院にしか取り扱いのないフランスから独自に仕入れている製剤や手法を組み合わせ『今あるニキビだけでなく、今後もできにくい肌質に変えていく』事を目指しながら、軽度のニキビから重症ニキビまでの治療を行っております。

肌治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせて頂きます。

WEB予約から無料カウンセリングは24時間受付中

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のフェイスラインのニキビ治療とは?

ピーリング

  • 画像:ピーリング施術画像
  • 画像:ピーリング施術画像

ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌の古い角質が残りやすくなり、ニキビ・ニキビ跡・毛穴の詰まりなどのトラブルにつながります。
当院のピーリングはターンオーバー促進に加えアンチアクネピールというニキビに特化したピーリング剤をご用意しております。

アンチアクネピールは炎症を抑え、アクネ菌の殺菌作用と古い角質の除去によって、ニキビのできにくい肌に整え、ニキビ跡(色素沈着)も薄くする効果が期待できます。

特徴

  1. アクネ菌の殺菌作用
  2. 皮脂や古い角質を除去
  3. 根本的にニキビが発生しにくい肌質を目指せる

ピーリング+ハイドラフェイシャル

  • 画像:ピーリング+ハイドラフェイシャル画像
  • 画像:ピーリング+ハイドラフェイシャル画像

ハイドラフェイシャルで、ピーリングだけでは除去しきれない詰まった角栓や汚れを専用の薬剤と水流の力でしっかりと吸引していきます。
そこで、肌状態に合わせたピーリング剤を使用する事で、通常よりピーリング剤が肌に浸透し、相乗効果を発揮し毛穴を綺麗にする効果が期待できる治療法です。唇周り(口周り)のニキビにも効果が期待できます。

ダーマピールセレクション

  • 画像:ダーマピールセレクション画像
  • 画像:ダーマピールセレクション画像

ダーマペン+ピーリングの組み合わせ治療です。
当院ではダーマペン4+ヒアルロン酸など配合した高保湿美容液+肌状態に合わせたピーリング剤を組み合わせて施術していきます。
16本の極細のステンレス製の針が1秒間に約120回高速振動ダーマペン4で肌に微小な穴をお肌全体に開けていき、皮膚表面に高密度の穴があいた状態で、薬剤を塗布することで薬剤の浸透率が大幅にアップします。
美容成分が肌の奥まで届き、細胞に直接働きかけるのでニキビ、ハリ感やニキビ跡、毛穴の改善に高い効果が得られます。

圧出法

ニキビの頂点に小さな針穴を開けたあと、面ぽう圧出器という器具を用いてニキビの中にある膿や皮脂を取り出し、ニキビの炎症を早期に抑える治療です。
膿を出そうと自分でニキビをつぶしてしまうと、炎症後化膿を起こし跡が残ることがあるため、医療機関で正しく専用の器具で治療うをする事でニキビ跡を最小限に抑えながら、ニキビの悪化も防ぎます。

ドクターズコスメ「ジャンマリーニ デュアリティーフェイスクリーム」

  • 画像:ジャンマリーニ デュアリティーフェイスクリーム
  • 画像:ジャンマリーニ デュアリティーフェイスクリーム

超微粒子化過酸化ベンゾイルをレチノールや保湿成分と配合し、ターンオーバーを促進し毛穴の詰まりを改善し、しつこく繰り返す肌荒れを予防するだけでなくバリア機能をサポートして肌をすこやかに保ちます。
高濃度のレチノールに加え高濃度の過酸化ベンゾイルを使用したドクターズコスメです。
思春期〜頑固な大人の肌荒れに対応するだけでなくバリア機能をサポートして肌をすこやかに保ちます。

内服薬

ルリッド(抗生剤内服)1ヶ月分 6,600円

ルリッドは赤くなったニキビ・化膿しているニキビに有効でアクネ菌内でのタンパク質の合成を妨げることで、効率的にアクネ菌の増殖を防ぎ抗菌効果を示します。

スピロノラクトン(抗男性ホルモン作用)1ヶ月分 6,600円

ニキビに対するホルモン治療の有効率は95%以上とされています。
スピロノラクトンによる抗男性ホルモン作用により「過剰な皮脂分泌を抑制」して、ニキビを治療します。
安全性は非常に高く、重篤な副作用を起こす確率が低いことが知られています。

MSSサプリ

ビューティーX 6,026円

美容に必要なビタミンC&リポ酸、ビタミンB群&核酸成分、ヘム鉄&酵母鉄が入った個包装タイプで、ニキビ、ニキビ跡、美白など気にされている方におすすめです。

NB-X 6,696円

ビタミンは様々な身体機能の維持に欠かせない水溶性ビタミンです。8種類存在し、体内の種々の酵素の補酵素としても働きます。相互に関係して働くため、単独ではなく複合体で摂取することが大切になります。
『NB-X®』は、8種類すべてのビタミン、ビタミン様栄養素(イノシトール、ベタイン、L-カルニチン)を複合体で配合しました。さらにビタミン群の働きに欠かせない核酸成分(さけ白子由来)を組み合わせた、現代のストレス社会に対応した配合です。
ニキビ・皮脂の制御など気にされている方におすすめです。

A・D・E・Kミセル 5,940円

ビタミンA・D・E・Kは、脂溶性のビタミンで生命活動の維持に欠かせない非常に重要な栄養素です。
『A・D・E・Kミセル』は、4種類の脂溶性ビタミンをすべて配合しました。さらにトコフェロール、トコトリエノール、レシチンも組み合わせています。ミセル加工により、体によく吸収され、お年寄りや発育期、お腹が弱い方の栄養補給にもお勧めいたします。
ニキビ・乾燥などを気にされている方におすすめです。

C1000+B 2,592円

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一種で、健康と美容の維持に欠かせない栄養素です。ストレスや紫外線、生活習慣などで損なわれやすく、調理過程でも壊れやすいため、毎日意識して補給することが大切です。 『C1000 + B』は、ビタミンCに加え、ビタミン群を配合しました。ビタミンPの一種であるルチンとヘスペリジンも組み合わせています。
ニキビ、ニキビ跡などを気にされている方におすすめです。

A10000ミセル 7,776円

ビタミンAは脂溶性ビタミンの一種で、様々な働きがある、現代人に不足しがちな必須栄養素のひとつです。
『A10000ミセル』は、高容量のビタミンA(レチノール)に加えて、体内でビタミンAとして働くほか、それぞれ独自の働きを持つ種々のカロチノイド(アスタキサンチン、ゼアキサンチン等)も配合しました。ミセル加工により、体によく吸収され、お年寄りや発育時の栄養補給にもお勧めいたします。
重症ニキビ、ニキビなどを気にされている方におすすめです。

WEB予約から無料カウンセリングは24時間受付中

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のフェイスラインのニキビ治療の症例写真

フェイスラインのクレーター型ニキビ跡に悩まされていた患者様

  • 画像:フェイスラインのクレーター型ニキビ跡に悩まされていた患者様
  • 画像:フェイスラインのクレーター型ニキビ跡に悩まされていた患者様

皮脂が多くお顔全体に小さなブツブツやザラザラが見られました。来院回数3回で肌が柔らかくなり、肌荒れが改善し滑らかなお肌に。同時にクレーター治療を行ったため、重度のクレーターもかなり改善しました。

ジェネシス

施術内容
肌の角質層及び表皮から真皮上層に働きかけて、コラーゲンの再生を促す治療法
費用
16,280円/回
副作用・リスク
赤みやほてり、ヒリヒリ感、発赤、かゆみ

エルメスピール

施術内容
トリクロロ酢酸(TCA)を高濃度で配合し、ターンオーバーを整えシミやそばかす、くすみの改善だけでなく、皮膚の奥深くまで浸透し肌細胞を刺激して、コラーゲンを増やし、エラスチンやヒアルロン酸を作る手助けをするピーリング剤です。
費用
16,280円/回
副作用・リスク
かゆみ、ひりつき、つっぱり感、発赤、皮むけ、赤紫色の内出血が1~2週間出る場合あり。注射針による点状の赤み、内出血、かゆみ、鈍痛

ピコフラクショナル最強

施術内容
通常のピコフラクショナルの約3倍の威力で照射し肌表面を傷つけずに、コラーゲン増殖の活発とエラスチン再生を促し、肌を入れ替えるレーザー治療法
費用
107,800円/回
副作用・リスク
点状内出血が1~2週間出る場合あり。赤み・痒み・湿疹・色素沈着・白斑・熱傷

エルメスダーマペン

施術内容
ATELIERオリジナル製剤を塗布しながら、細い超極細針で肌の表面に小さな穴を一時的につくり、肌の回復力を向上させる治療法
費用
87,780円/回
副作用・リスク
内出血、発赤、色素沈着、かゆみ

まとめ

本記事では、フェイスラインのニキビの原因や、ケア方法を解説しました。
フェイスラインは、肌のターンオーバーが遅く、ニキビ跡が残りやすい部位であるため、しっかりとニキビの原因を理解した上で適切なスキンケアを心がけましょう。なかなかフェイスラインのニキビが治らない場合は、美容皮膚科医への相談をおすすめします。

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では全国で当院にしか取り扱いのないフランスから独自に仕入れている製剤や手法を組み合わせ『今あるニキビだけでなく、今後もできにくい肌質に変えていく』事を目指しながら、軽度のニキビから重症ニキビまでの治療を行っております。

フェイスラインのニキビ治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせて頂きます。
無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

WEB予約から無料カウンセリングは24時間受付中

記事の監修者

佐藤 さゆり

佐藤 さゆり
非常勤

「もっと、綺麗になりたい…。」というのは年代問わず思う事。「何が最も患者様の為になるか」を常に意識し大切にしています。患者様の理想を正しい知識とすり合わせ、ご満足いただける治療をご提供します。
身体の内側からのサポートもさせて頂いております。美容も、健康も両方叶えるアトリエクリニックは、技量が高い肌のプロフェッショナルのみ在籍しております。
少しでも気になる事があれば、無料カウンセリングにてご相談ください。

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