夏のシミ取りレーザーはダメって本当？夏のシミ取りの注意点を美容皮膚科医が解説！

夏のシミ取りレーザーはダメって本当？

シミ取りレーザー治療を夏の時期に受けてもいいのか気になる方は多いと思いますが、結論からいうと夏の時期にシミ取りレーザーを受けても大丈夫です。

基本的にシミ取りレーザーは1年間可能なので、夏でも施術は受けられます。
ただし、夏は1年間のなかで最も紫外線量が多いため、治療を受ける際は紫外線対策をしっかり行う必要があります。

主にシミ取りレーザーを夏に受けるのは避けた方がいいと言われていますが、これは治療後の繊細な患部に強い紫外線が当たると、肌にダメージを与えてしまうからです。

治療後の患部はレーザー治療によって一時的にデリケートになります。この免疫が落ちた敏感な患部に紫外線が当たると、シミが再発してしまうケースも少なくありません。

しかし夏ではない秋や冬にシミ取りレーザー治療を始め、露出の多い夏までにシミ改善をすれば、シミの無い肌を手に入れられ、シミを気にせずにファッションも楽しめる可能性が高まります。

このように夏にシミ取りレーザーを受けることは可能ですが、紫外線の少ない秋から冬の時期に治療を受けるのがおすすめです。

夏にシミ取りレーザーを受ける時の注意点は？

シミ取りレーザーは夏でも治療を受けられますが、他の時期よりも紫外線が多いため夏に施術をする場合、治療前後の過ごし方で注意点が4つあります。

この注意点を意識しなければ、色素沈着などの原因となりシミ改善の効果が得られにくくなる可能性もあるため、注意点をしっかり把握しておきましょう。

ここでは夏にレーザー治療をする場合の4つの注意点について解説します。

注意点①：施術前の日焼けを避ける

シミ取りレーザーの施術前は日焼けをなるべく避けましょう。
レーザー照射は肌の黒い部分に反応するため、もし日焼けをしてしまうとシミの部分にレーザーが集中せず、治療の効果が最大限発揮できない可能性があります。

日焼けをしてしまうと効果が薄まる他、施術中に痛みを伴う場合も否定できません。レーザーが黒い部分に反応するため、日焼けによって黒くなった肌は痛みを感じやすくなるのです。
場合によっては火傷をする恐れもあるので、クリニックによっては施術を断られるケースもあります。

シミ取りレーザーの施術を控えているのであれば、紫外線対策をしっかり行い日焼けをなるべく避けましょう。

注意点②：施術後の日焼けを避ける（紫外線対策）

シミ取りレーザー治療後の施術部位は、とても繊細でバリア機能が低い不安定な状態になっています。
その部分に紫外線を浴びてしまうと、強い刺激を受けることになり、色素沈着を誘発したり再度シミができたりしてしまう場合もあります。

そのため、シミ取りレーザー治療後は紫外線対策をして日焼けを予防するのが非常に大切になるのです。

日焼け対策として、日焼け止めやアームカバー、帽子や日傘などの活用をしながらなるべく治療後の患部を守れるように対策を行いましょう。

紫外線対策を行うことで、色素沈着やシミの再発を防ぎ、治療の効果を高めるきっかけが作れます。

注意点③：保護テープや炎症止めの塗り薬でケアする

シミ取りレーザー治療後は、施術部位に保護テープや炎症止めの塗り薬を使用してしっかりケアをしましょう。

従来のQスイッチレーザーだと保護テープを使用します。保護テープは施術後のデリケートな部位を外部刺激から守ったり、色素沈着や乾燥を防いだりする効果が期待できます。そのため保護テープを貼ることによって紫外線から患部を守ることができ、治療効果を高められるのです。

ピコスポットは炎症止めの軟膏のみのため、基本的に保護シールは貼りません。軟膏を塗った箇所を触らず、刺激を与えないように注意しましょう。また夏場は気温が暑いため、汗によって軟膏が剥がれてしまったり、服を着た際に剥がれてしまったりする可能性もあります。

塗り薬を自分で中断してしまうと治療の効果が薄れ、ダウンタイムが長引く恐れがあります。軟膏を剥がす際は、自分で決めず医師の指示を通して期間を守りましょう。

注意点④：施術箇所に刺激を与えない

シミ取りレーザー治療後の患部は、バリア機能が低下し非常にデリケートな状態になっているため、刺激を与えないようにしましょう。

施術後のダウンタイムは個人差はありますが、赤みや腫れ、痛みやかゆみなどの症状が現れる場合があります。

またかさぶたができる場合もあるため、かさぶたを取ったりかゆい時にかいたりすると、患部が傷付きダウンタイムが長引く原因になります。

そのため患部が気になったとしても、なるべく触らないようにして刺激を与えない意識しましょう。

治療後の患部を紫外線の強い刺激から守るために、屋内で過ごすよう意識するのも大切です。

日焼けしそうな夏のイベントは施術前後に避けたほうがいい？

シミ取りレーザー治療は前後は日焼けをしないのが大切になるので、夏にシミ取りレーザーを検討している方は、なるべく夏のイベントは避けた方が良いです。
その中でも特に、以下のイベントを避けた方が良いです。

避けた方が良い夏のイベント
・海やプール
・マリンスポーツ
・屋外のスポーツ観戦
・登山
・夏フェス

海やプールは肌の露出面積が多い分日焼けをしやすいです。さらに顔に水がかかってしまうため、治療後に水がかかることにより日焼け止めが剥がれ、紫外線を受けやすくなる可能性もあります。

また屋内のスポーツ観戦や登山も紫外線を浴びる時間が長く、紫外線ダメージを受けやすくなってしまいます。

さらに夏フェスに関しては人が密集しているケースが多いです。そのため人と人が密着しやすく、肌に対して摩擦のダメージを与えてしまう可能性が高くなります。

このように上記の夏のイベントは屋外の時間が長く紫外線を浴びやすく汗もかきやすいため、なるべく施術前後は避けるようにしましょう。

シミ取りレーザーは夏の前後のどちらにすべき？

夏の前後にシミ取り治療をする場合は、夏の後の方が治療に向いています。

夏にシミ取りレーザーをする際、治療前に日焼けをしてしまうと効果が薄れてしまうからです。そのため日焼けをして肌が黒くなった場合、シミ治療の効果が薄れてしまう可能性があります。

また紫外線は防ごうとしようとしても防ぎきれない場合があるため、なるべく紫外線が減っていく夏の後にシミ取り治療を行うのがおすすめです。

ただし、人によっては夏前の時期しか治療を行えない方もいると思います。そのためどうしても夏前や夏まっただ中に治療をする場合は、紫外線対策をしっかり行い、肌へのダメージを最小限にできるよう心掛けましょう。

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療とは？

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだプロの美容外科医が患者様の肌の状況に対して丁寧なカウンセリングを行い、それぞれに合った治療を進められる肌治療を得意としたクリニックです。

シミ取り治療にも特化しており、顔全体の徹底ケアによって-10歳の肌を手に入れられるような治療を行っています。

また施術後の日々のスキンケアや内服などトータルケアサポートも手厚いため、アフターケアが心配な方は安心して治療を進められます。

オンライン診察も可能で家でも簡単に肌の相談ができ、無料カウンセリングも実施しております。オンライン診療も可能で気軽に相談ができるため、シミを改善したい方は相談してみるのはいかがでしょうか。

ピコスポット

1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療です。

経験豊富な医師が１つずつ丁寧に出力も調整しつつ、照射していくため、当院のピコスポットは安心して施術できます。

【全顔打ち放題】【麻酔代込み】【お薬代無料】【再診料無料】アフターフォローもしっかり行っております。

ピコトーニング

肌の奥までレーザーが届き、薄いシミや潜在しているシミを少しずつ減らしていく治療法です。
シミやくすみ、肝斑、色むらなどの改善が期待でき、ダウンタイムなしで治療が可能です。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは肌質改善や毛穴改善に効果的な治療ですが、レーザーそのものはメラニン色素に反応しますのでしみ・肝斑にも効果的です。

無料カウンセリングは24時間受付中

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療の症例写真

幼少期からそばかすでお悩みの患者様

幼少期からのそばかすが気になっていた患者様

まとめ

本記事では、夏のシミ取りレーザー治療を行っていいのかと夏のシミ取りの注意点について解説しました。

シミ取りレーザー治療は、紫外線がなるべく少ない冬に治療をするのがおすすめですが、基本的に夏も治療が可能です。

しかし夏に治療を行う場合は、注意点を意識して過ごすようにしましょう。

無料カウンセリングは24時間受付中

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、個々のシミに合わせた治療をカウンセリングをし、治療を進めることができます。

当院は無料カウンセリングも実施しているため、シミを改善したい方は是非自分の悩みを相談してみてはいかがでしょうか。

無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。