ほっぺや鼻、顔の毛穴をなくす方法は？スキンケアや美容皮膚科での治療法を解説！

顔の毛穴の種類とは？

顔の毛穴には大きく4つの種類があります。
まずは毛穴の種類を知り、自分がどの毛穴タイプなのか？を理解しましょう。

つまり毛穴・黒ずみ毛穴

つまり毛穴は、皮脂と古い角質が混ざってできる「角栓」が毛穴に詰まった状態を指します。
鼻であれば、いちご鼻と呼ばれるようにぶつぶつが見えるのが特徴です。主に皮脂の過剰分泌やターンオーバーの乱れ、メイク汚れの落とし忘れが原因です。角栓が詰まった状態の毛穴を放置してしまうと、空気や紫外線の影響で角栓の酸化が進み、黒く変色します。
そのため、毛穴が黒ずんで見えることで、黒ずみ毛穴と呼ばれることもあります。

開き毛穴

開き毛穴は、角栓が毛穴に詰まることで、毛穴が押し広げられている状態を指します。
皮脂の過剰分泌により、角栓がうまく排出されず、毛穴に詰まってしまうことで生じます。
「毛穴の開きの原因や治し方」について以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方は是非チェックしてみてください。

更新日 2024/05/08
毛穴の開きの原因と自分で治せる対処法・スキンケアを美容皮膚科医が解説！

 

たるみ毛穴

たるみ毛穴は、加齢により肌のハリや弾力を保つコラーゲンが減少し、皮膚がたるみ、円形の毛穴が変形し楕円形に見える状態を指します。加齢以外にも乾燥による肌のバリア機能の低下や紫外線によるダメージが原因の場合もあります。
特に30代〜40代の方が気になるケースも多いです。

クレーター毛穴

クレーター毛穴は、ニキビによる炎症ダメージが皮膚の真皮を破壊してしまい、毛穴が凹んでいる状態を指します。
ニキビを自分で潰したり、重症化したニキビをそのまま放置してしまうことが原因です。

毛穴が気になる代表的な顔の部位は？

毛穴が目立ちやすく気になりやすい代表的な顔の部位は「ほっぺ（頬）」「鼻」「眉間」「こめかみ」です。
このパートでは、顔の部位ごとに毛穴の特徴を解説します。

ほっぺ（頬）の毛穴

ほっぺによく見られる、縦長で楕円形に広がった毛穴は、主に加齢が原因の「たるみ毛穴」です。
加齢により、肌の弾力をキープするコラーゲンが減少すると、肌が垂れ下がり毛穴が広がってしまいます。

鼻の毛穴

鼻は顔の部位でも特に皮脂分泌が活発なため、皮脂と古い角質が混ざり「角栓」となって毛穴に詰まりやすいです。
角栓の詰まりにより毛穴が開き、黒ずみになりやすく「いちご鼻」になってしまいがちです。
鼻の毛穴を解消するには、クレンジングや洗顔により丁寧に汚れを落とす必要があります。

眉間の毛穴

眉間も皮脂の分泌が活発な部位で毛穴が開きやすい場所です。
また、お肌のターンオーバーが上手くいかず、古い角質や皮脂が溜まりやすく、角栓が残ってしまいやすい部位です。
眉間やおでこはシワができやすく、メイク汚れや洗顔料が残りやすいため、毛穴が詰まって開きやすい箇所と言えます。
そのため、古い角質を取り除くピーリングや、重点的な保湿ケアが必要です。

こめかみの毛穴

こめかみは皮脂腺が集まる場所のため、皮脂の分泌が活発で、毛穴が開きやすい部位です。
洗い残しや、髪の毛についたホコリや汚れが溜まりやすく、ピーリングや保湿ケアが必要となります。

【肌質別】顔の毛穴の原因は？

肌のタイプによっても顔の毛穴が目立つ原因は異なります。
このパートでは、肌質ごとの顔の毛穴の特徴や原因を解説します。

乾燥肌

乾燥肌の方は肌の水分が不足しています。
肌の水分が不足し乾燥すると、角質層が厚くなり、肌の表面が硬くなります。
肌のバリア機能が低下し、肌のキメやハリが失われ、毛穴の凹凸に影ができ、目立ちやすくなります。
保湿ケアを徹底することで、ハリのある肌への改善が狙えます。

脂性肌

オイリー肌とも呼ばれる脂性肌ですが、生まれつきの体質による原因が主です。
ホルモンバランスの影響や、食生活、間違ったスキンケアが原因となり、肌質が変化するケースもあります。

敏感肌

敏感肌は、不規則な生活や溜まったストレス、ホルモンバランスの変化、ハウスダストや紫外線など様々な要素が絡み合って発生します。敏感肌になると肌のバリア機能が低下し、水分が逃げてしまい乾燥もします。肌のかゆみや赤み、ニキビなどの症状に繋がりやすくなります。

ニキビ肌

ニキビ肌は、オイリードライ肌とも呼ばれ、皮脂が多く毛穴やニキビのトラブルに悩みがちな肌です。
水分量が不足することによる皮脂の過剰分泌が原因で、肌が乾燥すると、それを補うために皮脂分泌が増えてしまうという悪循環に陥ります。ニキビを無理に潰した場合、毛穴が炎症を起こしクレーター型に凹んでしまうこともあります。

顔の毛穴をなくすセルフケア方法は？

顔の毛穴を目立たなくするために、日常でできるセルフケアはいくつもあります。
このパートでは、顔の毛穴をなくすためのスキンケア方法を解説します。

クレンジングと洗顔を適切に行う

まずは何といっても、日々のクレンジングや洗顔による毛穴の汚れ落としは徹底しましょう。
毛穴にはメイクの汚れなど皮脂や古い角質が詰まっています。これらを放置してしまうと「つまり毛穴」、「黒ずみ毛穴」になってしまいます。
健康な肌をキープするためには、皮脂も一定量必要になるので、必要以上に強力な洗顔料の使用や1日に何回も洗顔することは控えましょう。また、洗顔時にはできる限り肌を傷つけないよう、たっぷりの泡で優しく丁寧に、肌をこすらないように注意しましょう。洗顔後のすすぎ残しにも注意が必要です。
クレンジングや洗顔で、余分な汚れを綺麗にし洗い流す事で「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」の改善や、「開き毛穴」の予防が期待できます

保湿ケア

洗顔で毛穴の汚れを落とした後は、必ず保湿ケアも行いましょう。
肌が乾燥し始めると、肌を守るために皮脂が過剰分泌されます。洗顔後は毛穴が開いている状態ですので、時間を空けずに化粧水を肌全体に馴染ませ、毛穴を引き締め、肌にうるおいを与えながら、乳液や専用クリームを使って、油分で肌をコーティングしましょう。
化粧水や乳液を塗る際も、できる限り肌を刺激しないよう、優しく丁寧に顔全体に馴染ませるように塗り広げましょう。
乾燥を防ぐことで、「開き毛穴」「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」「たるみ毛穴」の予防に繋がります。

ドクターズコスメ（化粧品）の使用

ドクターズコスメは医師や皮膚の専門家が監修に入って開発された化粧品のことを指し、「メディカルコスメ」とも呼ばれます。
角質ケアやターンオーバーを促進する化粧品を使用することで「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」の改善が期待できます。
また、毛穴を引き締めてお肌のキメを整える化粧品を使用することで「開き毛穴」「たるみ毛穴」の改善が期待できます。
ただし、クレーター毛穴だけはセルフケアでは治らないため、医師に相談の上、美容皮膚科での治療を検討して下さい。

生活習慣の改善

顔の毛穴を目立たなくするには、生活習慣を整え、体の内側からセルフケアを行うことも大切です。
栄養バランスが偏った食事や睡眠不足はホルモンバランスの悪化につながり、肌にも悪影響を与えてしまいます。栄養バランスが整った食事を取り、睡眠時間も十分に取ったうえで、ストレスを溜めないようにしましょう。
また、日焼けは肌のたるみを引き起こし、毛穴の目立ちにもつながります。紫外線対策も忘れずにおこないましょう。

美容皮膚科の顔の毛穴をなくす治療法は？

顔の毛穴の改善には美容皮膚科の治療が効果的です。
日常のセルフケアに加えて、美容皮膚科の施術も併用することで、より毛穴への効果を実感できます。
このパートでは、当院でどんな内容の施術があるか？をご紹介していきます。

ピーリング

当院では３種類のピーリング製剤をご用意しております。
ニキビ跡・ハリ・艶・毛穴・くすみに特化したエルメスピール
ニキビ跡・美白・シミ・くすみに特化したライトニングピール
ニキビ・ニキビ跡・毛穴に特化したアンチアクネピール
ピーリングは、薬剤を利用して、肌の表面の古い角質を取り除く美肌治療です。
肌トラブルの原因となるターンオーバーの乱れを整えることにより、美肌効果が期待できます。
肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーは、健やかな肌を維持するためには重要なものです。
ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌の古い角質が残りやすくなり、ニキビ跡が治りずらいだけでなく、くすみや毛穴の詰まりなどのトラブルにつながります。
３種類のピーリング製剤の中から、お悩みに合わせてご提案させて頂きます。
「開き毛穴」「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」「たるみ毛穴」「クレーター毛穴」の改善に効果が期待できます。

ピーリング+ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルでは、ピーリングだけでは除去しきれない詰まった角栓や汚れを専用の薬剤と水流の力でしっかりと吸引していきます。
そこで、肌状態に合わせたピーリング剤を使用する事で、通常よりピーリング剤が肌に浸透し、相乗効果を発揮し毛穴を綺麗にする効果が期待できる治療法です。
特に「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」の改善に効果が期待できます。

ピコフラクショナル

ピコレーザーで肌表面を傷つけずに、衝撃波により肌の表皮内に微小の空洞を作ります。
その空洞の刺激で肌内部ではコラーゲン増殖が活性化されエラスチンは再生、皮膚細胞が再生されお肌を入れ替えることによって、肌質の改善、シワ・ニキビ跡・毛穴の開きなどの改善が期待できます。
特に「開き毛穴」「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」の改善に効果が期待できます。

※この先の症例写真に一部、施術中の血が映っている画像の表示が含まれています。
苦手な方、ショックを受ける可能性のある方は閲覧をお控え下さい。

ピコフラクショナル最強バージョン

通常のピコフラクショナルの出力の３倍の威力で照射し一気に肌うを活性化。強い衝撃波で肌の表皮内に微小の空洞を作り、重度のクレーターなどの改善が期待できます。
「開き毛穴」「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」「たるみ毛穴」「クレーター毛穴」の改善に効果が期待できます。

※この先の症例写真に一部、施術中の血が映っている画像の表示が含まれています。
苦手な方、ショックを受ける可能性のある方は閲覧をお控え下さい。

ダーマペン

ダーマペンは極細針で皮膚表面に微小な穴を開けることで、肌が回復する力（自然治癒力）を高め、クレーターや、凸凹のニキビ跡、毛穴に効果が期待できる治療法です。ダーマペンは使用していく薬剤によって効果に違いがでてきてしまいます。
当院では【エルメス製剤】と【モイスチャライズ】の2剤を使用し最大の針の長さの3mmまで都度調整し肌の深層まで治療します。
エルメス製剤
天然成分を活用した処方の製品で、ビタミン・コラーゲン・ヒアルロン酸・ナイアシンアミドなどの成分を使用しております。
モイスチャライズ
ヒアルロン酸や水溶性ビタミンEなどを配合したしっとり潤い感を出すことが期待できる製剤で肌荒れ防止効果、活性酸素の減らす、保湿効果、水分保持機能、抗炎症作用など期待できる製剤を使用しております。
特に「つまり毛穴」「黒ずみ毛穴」「たるみ毛穴」「クレーター毛穴」の改善に効果が期待できます。

ハイフ

加齢が原因で毛穴が涙型のたるみ毛穴に。
肌の奥からたるみを改善させ、肌表面も引き締め、たるみ毛穴を改善させます。
ハイフとは、ターゲット1点に集中させた超音波の63℃程度の熱エネルギーを照射し、表皮や真皮そしてSMAS筋膜にまで熱のエネルギーを与えお肌のたるみを引き締める治療です。
たるみを解消する為には、肌の奥深く、SMAS層にアプローチすることが必要です。
今までは「切る」手術が必要でしたが、HIFUはこれまで届かなかったSMAS層へ切らずに働きかけることができます。
当院では患者様の骨格、脂肪、肌状態を踏まえてカスタマイズで解剖生理に基づいて照射しております。
特に「たるみ毛穴」の改善に効果が期待できます。

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)の毛穴治療の症例写真

実際に当院で毛穴治療を受けた患者様の症例の一部が以下です。

まとめ

顔の毛穴の種類別に原因とケア方法を解説しました。
ほっぺや鼻など顔の毛穴の原因をしっかりと理解して、ご自身の状況にあわせて適切なケア方法を心がけましょう。

スキンケア、ベースメイク方法の見直し、生活習慣を改善していくことで、毛穴が目立ちにくくなるでしょう。

さらに効果を実感したい方は、美容皮膚科の利用も検討するのがおすすめです。
美容皮膚科の最新の治療を受けることで、皮膚の正常なターンオーバーを促し、より毛穴の目立ちにくい肌へと変えることができるでしょう。

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では全国で当院にしか取り扱いのないフランスから独自に仕入れている製剤や手法を組み合わせ『今あるニキビだけでなく、今後もできにくい肌質に変えていく』事を目指しながら、軽度のニキビから重症ニキビまでの治療を行っております。

肌治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせて頂きます。
無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

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