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シミ取りや肌質改善で人気のピコレーザー治療。興味はあるものの、ダウンタイムが心配な方は多いのではないでしょうか。 本記事では、ピコレーザーのダウンタイムの経過についてまとめます。「期間はどのくらい?」「どんな症状が出るの?」「どのように過ごすべき?」といった多くの疑問について、詳しく解説します。 施術後の経過をイメージし、適切なケアをして、きれいなお肌を手に入れましょう。
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ピコレーザーには、下記の3つの照射モードがあります。 ・ピコトーニング ・ピコフラクショナル ・ピコスポット
「ピコトーニング」は、肌全体のくすみやシミを改善する施術です。3つの中で最も出力が弱いため、ダウンタイムは基本的にありません。
「ピコフラクショナル」は、毛穴やニキビ跡の改善に効果を発揮する施術です。ピコトーニングと同様、一般的にダウンタイムはありません。
「ピコスポット」は、目立つシミやそばかすをピンポイントで除去する施術です。3つの中で最も出力が高い施術のため、ダウンタイムは1週間〜10日程度とやや長く、腫れやかさぶたなどの症状も表れます。
このように、ピコレーザーのダウンタイムの表れ方は、選択する照射モードによって異なるのです。
ピコ秒(1兆分の1秒)単位の衝撃波で肌への負担、ダウンタイムを最小限にし、自然で美しい肌へと導きます。
ここからは、「ピコトーニング」「ピコフラクショナル」「ピコスポット」の3つの施術の特徴について、詳しくまとめます。
ピコトーニングは、出力の低いレーザーを顔全体に照射する施術です。気になる部位を広範囲にまんべんなく改善することができます。
薄く全体的に広がるシミを取り除きたい方や、顔全体のトーンアップをしたい方におすすめです。
治療期間の目安は、2〜4週間に1度のサイクルで半年程度。ダウンタイムがない分、1回での効果実感が少ない方が多いですが、しっかりと効果を得るためには5〜10回程度の照射が必要です。
10回以上の施術も可能ですので、クリニックにも相談しつつ、治療終了時期を検討するようにしましょう。
また、ピコトーニングは、頬にできる「肝斑」の治療にも有効と言われています。しかし、治療終了後の再発や、照射方法によっては難治性白斑の可能性といったリスクも指摘されており、有効性にはさまざまな見方があるのが現状です。
肝斑除去のためにピコレーザー治療を受けたいと考えている方は、カウンセリングによる相談のもと、慎重に判断するようにしましょう。
ピコフラクショナルは、顔全体や、気になる部位に点状にレーザーを照射する施術です。加齢によってできる小じわや毛穴の開きを改善することができます。
ピコフラクショナルの中でも強めの出力で照射をすると、シワやニキビ跡、小鼻の黒い毛穴目立ち改善といった効果も期待できます。
ピコフラクショナルの施術は、肌の深部層に微細な穴を開け、傷跡を修復する反応を引き起こすのが特徴です。こうすることによって、コラーゲンやエラスチンの生成が促され、ハリやツヤのある肌に生まれ変わっていきます。
小じわや毛穴、ニキビ跡など部分的に気になる箇所がある方や、ピコレーザーで潤いのある肌を目指したい方、ダウンタイムが比較的軽い施術で肌質改善を目指したい方に適した施術です。
ピコスポットは、狭い範囲にピンポイントで高出力のレーザーを照射する施術です。目立つシミやそばかすを集中的に取り除くことができます。
ピコスポットの最大の特徴は、即効性の高さと、効力の強さです。個人差はありますが、多くの場合、1回の照射で気になるシミ等を除去できます。ピコトーニングやピコフラクショナルと比べ、少ない回数で効果を得られるのが魅力です。
また、ピコスポットは、シミやそばかすだけでなく、タトゥーやアートメイクの除去にも効果を発揮します。ピコレーザー治療の中で最もレーザーの出力が高いぶん、深い色のシミやタトゥーなど、ほかの施術では効果を得られにくい状態の肌もきれいにすることができるのです。
ピンポイントで取り除きたいシミがある方、ほかの治療で薄くならなかったシミがある方に適しています。
それでは、1つずつ施術後の経過に沿って解説していきます。
基本的にピコトーニングは、腫れや出血といったダウンタイム特有の症状はありません。ピコレーザーの3つの照射モードの中で、最も施術後の経過が軽い治療です。
施術直後には赤みを伴うことがありますが、多くの場合、当日中に治まります。また、施術後数日間は、人によっては肌がカサカサしやすくなったり、まれに蕁麻疹のような赤いポツポツやニキビのような膨らみが表れたりすることがありますが、これらもすべて2〜3日程度で消失するのが一般的です。
ほかにも、施術後、以前はなかった場所にシミが浮かび上がってくる可能性があります。「新たなシミができてしまったのかな…」「濃くなってきたな…」と不安に感じる方も多いかもしれませんが、これも一時的なもので、時間と共になくなっていくので心配は不要です。
施術から2〜3日後には、こうしたほとんどの症状が落ち着き、ピコトーニングの効果が表れ始めます。シミが薄くなり、肌がトーンアップするのを実感できるでしょう。
万が一、施術後に表れた症状が何日経っても消失しない時は、すぐにクリニックに相談する必要があります。施術後は肌の様子を観察しながら、適切にケアを行うようにしましょう。
ピコフラクショナルの施術では、照射直後から肌に赤みがでることがあります。この赤みは数時間〜3日程度で落ち着くことがほとんどです。
その後のダウンタイムは必ずしも出るものではありません。仮に症状が出た場合の代表的な症状としては、点状出血があります。点状出血は2〜5日ほど続き、同時にピリピリとした痛みやほてり、つっぱり感を伴うことがあります。
ダウンタイムによる各症状が落ち着くのは、施術後数日〜1週間が経った頃です。ダウンタイムが終わると、徐々に新しい皮膚が現れ始め、効果を実感できるようになります。
また、ピコフラクショナルの特徴として、肌の状態によってレーザーの出力を調整するため、高出力の施術であるほどダウンタイムが長くなることが挙げられます。
低出力で施術を行った場合は、ダウンタイムの症状も比較的軽く、2〜3日で落ち着くのが一般的です。しかし、高出力の施術では、点状出血や赤みが強くでやすく、ダウンタイムは1週間ほど必要になります。
ピコレーザーのほかの施術と比較すると、ピコトーニングよりは長く、ピコスポットよりは短いことがわかります。強い効果を期待できる施術でありながら、回復に長い日数を必要としないのが、ピコフラクショナルの特徴なのです。
ピコスポットは、肌への刺激が強い施術のため、ピコレーザーの中ではダウンタイムが重くでる施術です。
施術直後は、肌が軽いやけどに近い状態になり、赤みや腫れが生じます。そして数日後からは、照射した部分に薄いかさぶたが表れます。
かさぶたが表れるとつい剥がしてしまいたくなりますが、余計な刺激はかえって回復を遅らせるため、厳禁です。最悪の場合、肌に大きな負担がかかり、色素沈着が残ってしまう可能性があります。
照射した部分のかさぶたは、施術後1〜2週間経つと自然と剥がれ落ちていきます。それまでは、かさぶたが黒く目立ってしまうことも多いので、気になる方は、コンシーラーやマスクなどで隠すのがおすすめです。
かさぶたが剥がれてくると、効果が目に見えて表れるようになってきます。時として、かさぶたの剥がれた部分が白っぽく色が抜けたような状態になることがありますが、1〜2ヶ月経つと自然と周りの皮膚になじみ、見えなくなっていきます。
かさぶたは1〜2週間で自然に剥がれ落ちていきますが、新しい皮膚ができた後もしばらくは赤みが続くので、継続的なケアと観察が必要です。クリニックの指示に従い、日々のケアを行いましょう。
また、ピコスポットのダウンタイム中に美白効果のある薬を使うと、施術の効果をより一層高められます。内服薬では、ビタミンCやビタミンE、トラネキサム酸が効果的です。外用薬には、ハイドロキノンやトレチノインなどがあります。スキンケアにドクターズコスメを使用することも効果的です。
色素沈着を防ぎ、施術の効果をさらに高めたい方は、薬の併用もクリニックで相談し、検討してみてください。
ここからは、ピコレーザー施術後の過ごし方について解説します。ポイントは下記の5つです。 ・施術箇所に刺激を与えない ・保湿ケアを徹底する ・日焼け・紫外線ケアを徹底する ・過度な運動や飲酒を避ける ・生活習慣を整える
正しい術後の過ごし方をして、きれいな肌を手に入れましょう。
ピコレーザーの施術後、最も気をつけたいのは、照射した箇所に刺激を与えないことです。
ダウンタイムでできたかさぶたを剥がしてしまうと、色素沈着が起こり、施術前より濃いシミができてしまう恐れがあります。むやみに肌に触れないよう、注意を払って生活しましょう。
また、洗顔やスキンケアを介しての刺激にも注意が必要です。両手で強くこすることはせず、優しく包むように触れます。スクラブ入りの洗顔料は、肌に刺激を与えてしまうため、避けるのがおすすめです。
ピコレーザーの施術後は、保湿を十分に行うことが大切です。
ダウンタイム中の肌は、レーザー光線の刺激によって外的な刺激を受けやすく、乾燥もしやすい状態になっています。アルコール成分や香料が含まれていない保湿クリームをこまめに塗り、肌に潤いを与えるよう意識しましょう。
クリニックによっては、施術後数週間、ワセリンを処方されることもあります。処方された場合は、クリニックの指示に従って照射部位を保湿し、ていねいにケアを行うようにしましょう。
ピコレーザー施術後の肌は、紫外線の刺激を受けやすい状態になっています。日焼け止めクリームや日傘、ツバのついた帽子など、日焼け対策を徹底することが大切です。
日焼け止めクリームは、SPF30の紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の商品を選ぶのがおすすめ。SPFが高すぎる商品は、かえって肌に負担をかけてしまうため不向きです。
ダウンタイム中は、雨や曇りの日でも油断せず、こまめに日焼け対策をするようにしましょう。
ピコレーザーの施術後は、炎症を抑えるため、ランニングなどの激しい運動は避けましょう。ホットヨガやサウナなどの血行を促進させる行為も控える必要があります。
施術後の生活は、なるべく穏やかに過ごし、肌や体への刺激は避けることが重要です。飲酒もほどほどを意識し、過度な摂取は控えるようにします。マッサージやエステも、血行促進の作用があるため、避けておくのが無難です。
ダウンタイムの期間中は、意識的に運動や飲酒などの刺激を取り除くようにしましょう。
生活習慣は肌の調子に直結するため、とても重要です。バランスのよい食事と質の高い睡眠をしっかりととり、肌のターンオーバーを促しましょう。
ターンオーバーが正常に行われないと、ピコレーザーによって分解したメラニンが排出されず、色素沈着が起こってしまいます。ダウンタイム中は意識的に生活習慣を整え、健康的な生活を送ることが大切です。
特に食事は、肌の調子を整えるための大切な要素。1日3食をバランスよく食べ、ビタミンを積極的に取り入れるようにしましょう。
当院ではお肌の治療に関して、有効と証明されているものはほぼすべて網羅しております。
ピコレーザー治療では、レーザーで肌表面を傷つけないように照射を行い、コラーゲンの増殖とエラスチンの再生を促し、肌を入れ替えていきます。ニキビ跡・毛穴の開き・小じわ・クレーターなどさまざまな肌トラブルの改善が期待でき、人気の高い治療の1つです。
個人差はありますが、状態がよい方だと1回でも効果を実感でき、きれいなお肌を手に入れられます。
カウンセリングから施術、アフターフォローまで、患者様の状態に合わせてていねいに進めさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療です。
経験豊富な医師が1つずつ丁寧に出力も調整しつつ、照射していくため、当院のピコスポットは安心して施術できます。
【全顔打ち放題】【麻酔代込み】【お薬代無料】【再診料無料】アフターフォローもしっかり行っております。
肌の奥までレーザーが届き、薄いシミや潜在しているシミを少しずつ減らしていく治療法です。 シミやくすみ、肝斑、色むらなどの改善が期待でき、ダウンタイムなしで治療が可能です。
ピコレーザーで肌表面を傷つけずに、衝撃波により肌の真皮内に微小の空洞を作ります。 その空洞の刺激で肌内部ではコラーゲン増殖が活性化されエラスチンは再生、皮膚細胞が再生されお肌を入れ替えることによって、肌質の改善、ニキビ跡・毛穴の開きなどの改善が期待できます。
ピコフラクショナルレーザーは、小じわやニキビ跡・クレーターなどさまざまな肌トラブルの改善が期待できる治療法です。 最強バージョンは、通常のピコフラクショナルの出力の3倍の威力で照射し一気に肌を活性化します。 強い衝撃波で肌の真皮内に微小の空洞を作り、重度のクレーターなどの改善が期待できます。
濃いそばかすがホホや目まわりに多くありましたが、1回の治療でここまで綺麗に除去できました。
ピコスポット
紫外線による濃いシミの改善と同時に肌がトーンアップし綺麗な肌になりました。
毛穴や赤みが改善され、肌荒れの少ない滑らかななお肌に改善できました。
ピコフラクショナル
毛穴や赤みくすみがきになるお肌でいたが、組み合わせ治療を行う事で毛穴が縮小しハリや艶感のあるお肌に変わりました。
ピーリング(エルメスピール)
ピコフラクショナル最強バージョン
本記事では、ピコレーザーのダウンタイムの経過について解説しました。
ピコレーザーは人気の高い施術の1つで、シミや毛穴など気になる肌トラブルを解消し、肌質改善を目指すことができます。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだ美容皮膚科医が患者様の状態をていねいにカウンセリングし、高い水準でピコレーザー治療を行います。施術後の手厚いアフターフォローも、患者様からご好評をいただいている当院の強みです。
お肌の治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせて頂きます。
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記事の監修者
金 上浩
ATELIER Medical Clinic 院長
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