ダーマペン後にニキビ大量発生!?好転反応はウソだった。本当の原因とニキビの治し方は?【医師監修】
ニキビ・ニキビ跡
2025.06.11

ダーマペン直後、鏡を見るとニキビがポツポツ…「これって好転反応?」と思って放置すると、
赤ニキビ・膿ニキビに悪化するリスク大。実は白ニキビの発生は肌が生まれ変わっている証拠ではなく、一時的なバリア低下による副反応です。
本記事では「好転反応はウソ」と断言する医学的根拠と、最速でニキビを抑える正しいケア手順、市販薬・処方薬の選び方、生活習慣のポイントまでを医師監修のもとにわかりやすく解説。焦らず適切に行動し、ダーマペン本来の美肌効果を取り戻しましょう!
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“好転反応”はウソ?白ニキビが肌再生の証拠ではない理由
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医学的定義なし
「好転反応」という言葉は美容マーケティング上の造語で、正式な医学用語ではありません。 -
副反応としての白ニキビ
針孔によって一時的にバリア機能が低下し、皮脂と角質が混ざって毛穴内で閉塞型コメド(白ニキビ)が発生。肌再生の証拠ではなく、“不安定な肌状態”のサインです。
医学的に白ニキビが出るメカニズム
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ダーマペン施術により肌のバリア機能が一時的に低下
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皮脂分泌が一時的に増加
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ターンオーバーが一時的に乱れ、毛穴の出口が詰まりやすくなる
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毛穴に皮脂が閉じ込められ白ニキビ(閉塞型コメド)が発生
これは肌の治癒が進んでいる証拠ではなく、一時的な肌の不安定状態による副反応です。
「出たほうが良いもの」ではなく、なるべく抑えてあげるほうが肌の回復には望ましいのが医学的な見解です。
安心してケアは必要ですが、「出て当然」「むしろ出たほうがいい」という理解は誤りなので注意しましょう。
ダーマペン後にニキビができる4つの原因
SNSなどでは「ダーマペン後の白ニキビは好転反応だから心配ない」とよく言われますが、実はそんな単純な話ではありません。
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バリア機能の低下
針による微小な穴で角質層が薄くなり、外的刺激や乾燥、細菌侵入を受けやすくなる。 -
皮脂の過剰分泌
刺激から肌を守ろうとして通常以上の皮脂を分泌。過剰皮脂が毛穴に詰まりやすく。 -
ターンオーバーの乱れ
再生促進の反動で角質の成熟が追いつかず、未熟な角質が角栓となって毛穴を塞ぐ。 -
結果としてニキビ化
これらの要因が重なり、一時的に白ニキビ→赤ニキビ→膿ニキビと悪化するリスクが高まります。
正しいケアをすれば落ち着いてきますが、放置すると悪化することもあるため早めの対処が大切です。
白ニキビ・赤ニキビ発生時の最速ケアSTEP
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低刺激で優しく洗顔
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ノンコメドジェニックの洗顔料を使用し、ぬるま湯でそっと洗う
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高保湿+鎮静ケア
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セラミド・ヒアルロン酸配合の化粧水・クリームで角質バリアをサポート
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グリチルリチン酸やアラントイン配合の美容液で赤みを抑制
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市販薬/処方薬の使い分け
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白ニキビ(閉塞型)には→ディフェリンゲル/ベポオゲル
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赤ニキビ(炎症型)には→内服ミノマイシン系(ルリッドなど)
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コメド予防には→ノンコメドジェニック表示のクリーム
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NG行動は絶対禁止
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触る/潰す/こする→炎症が悪化し痕が残るリスク大
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※ノンコメドジェニック:毛穴を詰まらせにくい処方
生活習慣で底上げ!スキンリカバリーのポイント

睡眠:肌のゴールデンタイム(22〜2時)をしっかり確保。
ストレスケア:深呼吸や軽い運動で自律神経を整え、炎症を抑制。
日焼け対策:UVはバリア回復の大敵。外出時はSPF30以上の製品を。
白ニキビはいつ治る?経過の目安と回復スケジュール
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通常:数日〜2週間程度で自然消退
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それ以上続く場合は医師相談を推奨
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赤・膿ニキビ化した場合は早期受診を
アトリエ流ダーマペン後ケア&薬剤へのこだわり
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深度調整
最大3mmまで調整し、肌状態に合わせた最適打ち分けで過剰刺激を回避。 -
高保湿ヒアルロン酸製剤(モイスチャライズ)
ヒアルロン酸+ビタE誘導体配合で保湿+抗炎症を同時にサポート。 -
エルメス製剤
高濃度ヒアルロン酸・ナイアシンアミド・ビタミン群など複合成分でバリア強化。 -
アフターフォロー
施術後のトラブルは無料診察対応で、安心して診察いただけます。
アトリエだからこそ実現できる仕上がり
「深層までしっかり治療+肌状態に最適な薬剤導入」がアトリエの大きな強み。
その結果、ニキビの発生リスクを抑えつつ、肌全体の美しさを底上げする施術を提供しています。
カウンセリングから施術、アフターフォローまで、患者様の状態に合わせて丁寧に進め、自信を持てるお肌を目指します。
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ダーマペンの治療の流れは?

ダーマペンの治療はシンプルで、手軽に受けられることも人気の理由の一つです。ここでは、ダーマペン4のニキビ跡の治療の流れについて解説します。
1.カウンセリング
医師によるカウンセリングを行います。具体的なお悩みをお話しの上、ニキビ跡がどのような状態になっているかを診断します。また、治療に対する疑問や不安を解消しながら、ひとりひとりにあった施術方法をご提案します。
2.洗顔
ダーマペン4はお顔の施術のため、メイクを落として頂きます。当院では拭き取りクレンジング・基礎化粧品・日焼け止め等をご用意しています。施術当日はノーメイク、もしくは薄めのお化粧で来院しましょう。
3.麻酔・施術
まず麻酔クリームを塗布し、約30分程度待ちます。麻酔クリームを拭き取り、施術部位を消毒し、専用美容液を塗布します。そこから、ダーマペン4による施術を行います。
4.帰宅
術後、準備ができましたらご帰宅いただきます。施術後は赤みや出血などの症状が現れることがありますが、時間とともに落ち着きます。ダウンタイムを長引かせないためには、施術当日から1週間はアフターケアを心掛けて、できるだけ自宅で過ごしましょう。また、施術後12時間は洗顔や化粧水・乳液によるスキンケアは控えましょう。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のダーマペン治療の症例写真
ニキビ跡やクレーター、毛穴の開きがお悩みの患者様
皮脂が多くお顔全体に小さなブツブツやザラザラが見られました。来院回数3回で肌が柔らかくなり、肌荒れが改善し滑らかなお肌に。同時にクレーター治療を行ったため、重度のクレーターもかなり改善しました。
ニキビ跡のクレーターや毛穴開き、小じわがお悩みの患者様
お肌のガサつきや小じわ、くすみなどが見られましたが、再生医療やアトリエオリジナル治療を組み合わせ、肌状態がかなりよくなり、肌が若返った事で見た目年齢も低く見えるようになりました。
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まとめ
ダーマペン後の白ニキビ・赤ニキビは“好転反応”ではなく、バリア低下+過剰皮脂+ターンオーバー乱れによる副反応です。低刺激洗顔・高保湿鎮静・適切な薬剤選び・生活習慣改善で最速リカバリーが可能。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだ美容皮膚科医が患者様の肌状態を確認し丁寧にカウンセリング、最適な治療のみをご提案させていただきます。施術後の手厚いアフターフォローも、患者様からご好評をいただいている当院の強みです。
お肌の治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせていただきます。無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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記事の監修者

医師