シミ取りレーザーのよくある4つの失敗例とは?その原因と後悔しないためのポイントを美容皮膚科医が解説!
シミ・そばかす・肝斑
2024.12.26
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シミ取りレーザーは、安全かつ手軽に肌のシミを改善できるとして人気の治療です。
しかし、肌のシミにお悩みの方の中には、
「シミ取りレーザーって失敗しないの?」
と不安な方も多いはず。
そこで、本記事では、シミ取りレーザーの治療でよくある失敗と失敗の原因について紹介します。
また、シミ取りレーザーで後悔しないポイントについても、専門の美容皮膚科医が詳しく解説します。中には失敗と勘違いしてしまうケースもあるので、治療の前に正しい知識を身につけましょう。
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シミ取りレーザーでよくある4つの失敗例
シミの原因は肌のメラニン色素であり、シミ取りレーザーはこのメラニン色素を、レーザーの熱で破壊することで、シミの改善を促します。
他のシミ取り治療に比べ、比較的安全で効果的な治療ではありますが、少なからず失敗のリスクはあります。
主な失敗例を、4つ解説します。
①シミが薄くならず、むしろ濃くなった
シミ取りレーザーの治療でよくある失敗例の1つ目は、シミ取りレーザーの治療後もシミが薄くならず、むしろ濃くなってしまうことです。
シミの深さや濃さは、人によって異なるため、1回きりのシミ取りレーザーでは、薄くならないケースがあります。
また、シミの種類によっては、レーザー治療をすると悪化するものもあり、その場合は薄くなるどころか、むしろ濃くなってしまう恐れがあります。
シミ取りレーザーの治療の前に、レーザーで治療できるシミの種類なのかを正確に診断する必要があります。
②肌の赤みが治まらず、傷や炎症が残った
シミ取りレーザーの治療でよくある失敗例の2つ目は、治療後、肌の赤みが治らず、傷や炎症が残ってしまうことです。
シミ取りレーザーは、レーザーを照射し、その熱によってシミの原因であるメラニン色素を破壊します。そのため、治療後の肌は、軽いやけどのような状態になり、肌の赤みを伴うことがあります。
通常、肌の赤みは数日から、長くても1ヶ月ほどで治りますが、治療が適切でないと、赤みが長引いたり、傷や炎症として残ってしまうケースもあります。
③照射部位が白くなった(白班化)
シミ取りレーザーの治療でよくある失敗例の3つ目は、照射部位や肌の一部に白く見える箇所ができてしまうことです。
白く見える箇所は白斑と呼ばれており、シミ取りレーザーの治療後、適切な期間を空けずに、治療を繰り返してしまうことで現れる恐れがあります。
1回の治療でシミが薄くならない場合は、繰り返し治療を重ねたり、他の治療と組み合わせたりすることで、改善する効果を期待できますが、各治療には十分な期間を空ける必要があります。
④想像以上に痛みがひどかった
シミ取りレーザーの治療でよくある失敗の4つ目は、想像以上に大きな痛みを伴うことです。
レーザーの照射時の痛みは、一般的に、「ゴムで肌をパチンと弾かれたような痛み」と表現されることが多いです。また、治療後は軽いやけどのように、ヒリヒリとした痛みがあります。
痛みに耐えきれず、治療を途中でやめてしまうと、シミを取りきることができない場合があります。痛みに敏感な方は我慢せず、麻酔の使用が可能か、医師に相談しましょう。
シミ取りレーザーで失敗する3つの原因
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先ほどは、シミ取りレーザーの治療でよくある失敗例について紹介しました。
そういった失敗につながる原因は、主に下記の3つです。
・シミ取りレーザーに適応していないシミだった
・レーザーの照射出力が適切でなかった
・アフターケアが不十分だった
それぞれ解説していきます。
1.シミ取りレーザーに適応しないシミだった
シミ取りレーザーの失敗に繋がる1つ目の原因は、治療しようとしたシミが、シミ取りレーザーに適応していなかったことです。
シミには種類があり、それぞれ異なる性質を持っているため、シミの種類に合わせた治療が必要となります。
シミ取りレーザーに適応していないシミに誤ってシミ取りレーザーを照射してしまうと、かえって悪化したり、シミが濃くなってしまったりする恐れがあります。
特に、シミの中でも肝斑(かんぱん)の治療においては、シミ取りレーザーを使用すると悪化する場合があるので、まずは内服による治療がおすすめです。
2.レーザーの照射出力が適切でなかった
シミ取りレーザーの失敗につながる2つ目の原因は、レーザーの照射出力が適切でなかったことです。
人によって、肌の中のメラニン色素が沈着している深さが異なります。そのため、シミ取りレーザーの照射は、シミの種類や肌の性質、状態によって、適切な出力に調整する必要があります。
出力が適切でないと、シミが中々薄くならず、施術回数を重ねないと効果が実感できない可能性があります。
3.アフターケアが不十分だった
シミ取りレーザーの失敗につながる3つめの原因は、アフターケアが不十分であったことです。
シミ取りレーザーはすでに目に見えるシミを改善することはできますが、シミ自体の発生を抑制することはできません。そのため、施術後も、紫外線対策など、シミになる原因をつくらないようにアフターケアをする必要があります。
アフターケアを怠っていると、時間の経過と共に肌の内部に隠れていたシミが浮き出てしまうことが、シミ取りレーザーの治療ではよくあります。
日頃のアフターケアを施術後もしっかりと行い、シミが再発するのを防ぎましょう。日常的なシミ対策に関しては、下の記事も参考にしてください。
失敗が少ない安心安全なシミ取り治療ならATELIER Medical Clinicのシミ取りレーザーがおすすめ
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ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)は、シミ取りレーザーの失敗につながる原因を熟知したプロの美容皮膚科医が、患者様の肌の状況に合わせて、適切な治療を進めるクリニックです。
また、日々のスキンケアや内服などトータルケアサポートも充実しているため、治療後にシミが再発する心配なく、シミのない、若々しい肌を手に入れることができます。
オンライン診察も可能で、家でも簡単に肌の相談ができ、無料カウンセリングを実施しているので、シミを改善したい方は相談からしてみるのはいかがでしょうか。
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シミ取りレーザーで失敗ではない3つの症状
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シミ取りレーザーの治療後、「失敗したかも?」と思うような症状がでても、失敗ではなく、ダウンタイムの症状である可能性があります。シミ取りレーザーにはダウンタイムがあり、ダウンタイム中に現れる症状は人によって異なります。
ここでは、よく失敗と勘違いされることが多い、ダウンタイム中に現れる症状についてまとめています。
1.かさぶたができないまま
多くの場合、シミ取りレーザーの治療後は、レーザーを照射した箇所にかさぶたができ、7~10日後にはがれ落ちていきます。かさぶたがはがれると、シミも改善されているのですが、そもそもかさぶたができないケースもあります。
かさぶたができない原因としては、肌の性質や状態、照射したレーザーの出力や種類によるものであり、治療の失敗ではありません。
また、かさぶたが薄い膜のような状態になっており、できても気づきにくいという場合もあります。
2.施術後に肌がヒリヒリする
シミ取りレーザーの治療後の肌は、軽いやけどを負ったような状態になります。人によっては、ヒリヒリといったような痛みがあることや、赤み、水ぶくれになることもあります。
しかし、そのような症状は失敗ではなく、ダウンタイムの一般的な症状であり、施術から数日で治っていくことがほとんどなので心配いりません。
ただし、痛みや赤み、水ぶくれが1ヶ月以上続く場合は、施術を受けた医師やクリニックに相談しましょう。
3.シミが再びできた(炎症後色素沈着)
シミ取りレーザーの治療から1ヶ月後、施術箇所にシミのようなものが浮き出てくる場合があります。しかし、これは施術の失敗やシミの再発ではなく、「炎症後色素沈着」という症状である可能性が高いです。
炎症後色素沈着は、照射したレーザーによって細胞が刺激を受けたり、治療後、施術箇所が紫外線などの外部の刺激を受けたりすることで発生します。通常、3ヶ月~半年で徐々に薄くなり、自然に消えていく場合が多いので、慌てずに症状の経過を見ましょう。
シミ取りレーザーで後悔しないためのポイント
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シミ取りレーザーの治療は、施術直後よりも数ヶ月から数年経った後、失敗したとわかり、後悔するケースが多いです。
せっかくかけた時間やお金を無駄にしないためにも、治療の注意点を施術前によく知っておくことが重要です。ここでは、シミ取りレーザーで後悔しないポイントについて解説します。
シミの種類に適切なレーザー治療を受ける
シミ取りレーザーで後悔しないためのポイント1つ目は、シミの種類に合った、適切なレーザー治療を受けることです。
シミの種類や性質によって、適切なレーザー治療は異なります。誤ったレーザー治療をすると、返ってシミが濃くなったり、ダウンタイムが重症化する恐れがあります。
シミの診断は、専門医が拡大鏡を用いて直接見たり、専用の肌診断機を使用したりして行います。シミの種類を丁寧に診断し、適切な治療が可能なクリニックを選ぶようにしましょう。
施術前後の注意事項を必ず守る
シミ取りレーザーで後悔しないためのポイント2つ目は、施術前後の注意事項を必ず守ることです。
シミ取りレーザーの治療を受ける際は、施術前と後に医師から注意事項を説明されます。注意事項を守らないと、施術後に効果が実感できなかったり、ダウンタイムが長引いたりする恐れがあります。
何か気になることや、「これって大丈夫なの?」と不安になることがあれば、施術前のカウンセリングで事前によく確認しておくことが重要です。
痛みが心配な場合、表面麻酔を頼む
シミ取りレーザーで後悔しないためのポイント3つ目は、痛みが心配な場合は表面麻酔の使用を医師に依頼することです。
シミ取りレーザーの施術中は、レーザー照射による痛みがあります。痛みに敏感な方や、不安な方は我慢せずに表面麻酔の使用が可能かどうか、医師に相談しましょう。シミ取りレーザーの治療の中でも、ピコスポットに関しては、表面麻酔を使用するクリニックがほとんどです。
シミ取り治療は、複数回にわたって施術を繰り返す場合があるので、痛みによって途中でやめてしまうと、効果がなくなってしまいます。痛みを我慢せず、無理のない治療を進めていくことが重要です。
アフターケアを徹底する
シミ取りレーザーで後悔しないためのポイント4つ目は、施術後のアフターケアを徹底することです。
施術後、保湿や紫外線対策などのセルフケアを徹底することで、色素沈着やシミの再発、ダウンタイムの長期化を抑えることがことができます。特に注意すべきは、施術直後の日焼けです。赤みや腫れの重症化や、施術前よりもシミが濃くなる原因になるので、絶対に控えましょう。
クリニックによっては、アフターフォローの内容が充実しており、セルフケアに自信がない人でも安心してシミの改善ができるので、施術前のカウンセリングの際に確認しておくと良いでしょう。
シミ取りレーザーの実績が豊富なクリニックを選ぶ
シミ取りレーザーで後悔しないためのポイント5つ目は、シミ取りレーザーの実績が豊富なクリニックを選ぶことです。
シミ取りレーザーの治療は、シミの大きさや、レーザーの種類によって料金相場が異なりますが、価格の安さだけでクリニックを決めてしまうと、適切な治療が受けられず、失敗につながる恐れがあります。
シミの状態や肌の性質は人それぞれのため、実績が豊富なクリニックほど、その人に合った適切な治療を判断できます。クリニックの実績は、ホームページやコラムに掲載されている、施術メニューや症例写真、医師の経歴を参考にしましょう。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)は、実績を積んだプロの美容外科医が患者様の肌の状況に対して丁寧なカウンセリングを行い、治療を進める肌治療を得意とするクリニックです。
この肌治療でシミを含めた顔全体への徹底ケアにより、-10歳の肌を手に入れられるような治療を行っています。
治療方法も豊富に用意されており、シミの種類に合わせた治療が可能であるため、それぞれに適した効果的な方法で治療を進められます。
また日々のスキンケアや内服などトータルケアサポートも手厚いため、シミ取りレーザー照射後のかさぶたの経過状態など悩みにくいのも人気の1つです。
オンライン診察も可能で、家でも簡単に肌の相談ができ、無料カウンセリングを実施しているので、シミを改善したい方は相談からしてみるのはいかがでしょうか。
ピコスポット
1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療です。
経験豊富な医師が1つずつ丁寧に出力も調整しつつ、照射していくため、当院のピコスポットは安心して施術できます。
【全顔打ち放題】【麻酔代込み】【お薬代無料】【再診料無料】アフターフォローもしっかり行っております。
ピコトーニング
肌の奥までレーザーが届き、薄いシミや潜在しているシミを少しずつ減らしていく治療法です。
シミやくすみ、肝斑、色むらなどの改善が期待でき、ダウンタイムなしで治療が可能です。
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ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療の症例写真
幼少期からそばかすでお悩みの患者様
濃いそばかすがホホや目まわりに多くありましたが、1回の治療でここまで綺麗に除去できました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題 107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
年齢とともにシミやそばかすが気になってきた患者様
紫外線による濃いシミの改善と同時に肌がトーンアップし綺麗な肌になりました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題 107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
幼少期のそばかすに加え、出産後のしみが気になっていた患者様
来院回数1回でシミが改善され、肌のトーンアップ・ハリ艶など全体的に肌が綺麗になられました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
ピコトーニング
- 施術内容
- 低出力のレーザーで照射し、皮膚のメラニン色素を減少させる治療法。
- 費用
- 全顔1回21,780円
- 副作用・リスク
- 赤み・痒み・湿疹・色素沈着・白斑
ピーリング(エルメスピール)
- 施術内容
- トリクロロ酢酸(TCA)を高濃度で配合し、ターンオーバーを整えシミやそばかす、くすみの改善だけでなく、皮膚の奥深くまで浸透し肌細胞を刺激して、コラーゲンを増やし、エラスチンやヒアルロン酸を作る手助けをするピーリング剤です。
- 費用
- エルメスピール1回16,280円
- 副作用・リスク
- かゆみ・ひりつき・つっぱり感・発赤・皮むけ
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まとめ
本記事では、シミ取りレーザーの治療でよくある失敗と失敗の原因に加え、治療で後悔しないポイントについて解説しました。
シミ取りレーザーの治療は、実績豊富なクリニックを選び、カウンセリングと正しいアフターケアを徹底することで、肌の気になるシミを、失敗することなく、綺麗に改善することができます。
恵比寿駅から徒歩1分に店舗を構えるATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、シミ取りレーザー治療によってできたかさぶたやその他の症状も、充実したアフターケアによって安心して肌の悩みを改善できます。
シミを取りたい方は、是非無料カウンセリングで自分の肌の悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
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記事の監修者
![西川 史子](https://atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2025/01/Rectangle-150.png)
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