50代、これから美容医療を始めるなら。押さえるべき施術とリアルな選び方
シミ・そばかす・肝斑
2025.03.28

「なんか顔が疲れて見える」「昔より写真に写るのが苦手になった」
そんなふうに感じることが増えていませんか?
50代は、肌も表情も土台そのものが変わってくる時期。
メイクやスキンケアだけでは物足りなさを感じることも、決して特別なことではありません。
でも安心してください。
今は、美容医療の力を借りながら“自然に整える”ことができる時代です。
この記事では、50代に多い悩みとその対策、美容医療の選び方まで、わかりやすくまとめました。
「何を選べばいいの?」「費用感は?」と迷っている方こそ、ぜひ参考にしてください。専門の美容皮膚科医が詳しく解説します。
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50代、これから美容医療を始めるなら。押さえるべき施術とリアルな選び方

50代になると、鏡の中の自分に「なんか疲れて見えるな」と感じることが増えてきませんか?
たるみ、シミ、くすみ、小ジワ、顔の輪郭のぼやけ……。若い頃はなんとなくで済ませられた肌の悩みが、リアルに“年齢サイン”として現れてきます。
でも、今は選択肢があります。
「美容医療=若作り」と思われがちですが、50代こそ“整える”ことが一番効果的な年代です。今回は、美容医療がはじめての方でもわかるように、肌の変化とおすすめ施術、そして上手な選び方をまとめました。
当院は実績豊富な医師が担当し、患者様一人ひとりニーズに合わせたカウンセリングを行います。初めての方も大歓迎ですので、安心してご相談ください。
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50代の肌、何が起きてる?

年齢とともに肌が変わるのは当然。でも、何がどう変わっているかを知っておくと、施術の選び方もクリアになります。
代表的な変化:
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ハリ・弾力がなくなる:紫外線の影響や、女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減るため、コラーゲンや水分保持力が低下。
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骨・脂肪・筋肉の変化:顔の土台である骨も縮んでいく。結果、たるみや輪郭のぼやけに。
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ターンオーバーが乱れる:シミ・くすみ・毛穴が目立ちやすく。
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乾燥しやすくなる:皮脂と水分が同時に減り、粉をふいたようになることも。
つまり、肌の表面だけじゃなく、構造から変わっているのが50代なんです。
お悩み別|おすすめ美容医療施術

美容医療=シワ取り、だけじゃありません。50代に効果的な施術を、目的別にシンプルに紹介します。
▶︎ ① たるみをどうにかしたい
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糸リフト:肌の奥から物理的に引き上げる。即効性あり。
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医療用HIFU(ハイフ):超音波で深層の筋膜にアプローチ。ダウンタイム少なめ。
※軽いたるみ→ハイフ、本格的に上げたい→糸リフト
▶︎ ② シミ・くすみをなんとかしたい
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ピコレーザー(ピコスポット) :シミの種類に応じて選択。ダウンタイム1週間程度。
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ピコレーザー(ピコトーニング):肝斑・くすみ・色素沈着に。
- ピーリング:くすみ・色素沈着に。
※自己判断はNG。シミの種類を医師に見てもらうのが第一歩。
▶︎ ③シワ・表情ジワが気になる
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ボトックス:眉間・額・目尻など表情で作られるシワに効果的。
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ヒアルロン酸:刻まれたシワや頬のボリュームやほうれい線にも◎
▶︎ ④ 肌質を底上げしたい(乾燥・毛穴・ツヤ)
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肌育注射(ジュベルック・リズネ・ボライト):真皮層のコラーゲン生成を促進。自然なハリや保湿、毛穴の改善に。
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水光注射:針+薬剤注入で毛穴や小ジワを全方位ケア。
▶︎ ⑤ 介護脱毛・VIOが気になる
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医療脱毛(熱破壊式):白髪になる前がチャンス。介護時の清潔さ対策にも。
美容医療、どう選べばいい?|50代のための“失敗しない”判断ポイント

美容医療って「選択肢が多すぎて、結局よくわからない」となりがち。
広告を見て即決するよりも、自分の優先順位や肌の状態に合った選び方を知っておくことで、後悔のない綺麗の道につながります。
以下の4つの視点から、詳しく解説していきます。
① まずは「悩みの優先順位」を決める
50代は、肌・輪郭・目元・髪の毛…気になるところが一気に出てくる時期。
でも、全部一気にやろうとすると迷走します。まずは「一番ストレスを感じている部分」から始めましょう。
鏡を見るたび気になる「たるみ」→糸リフトやハイフ
ファンデが浮く「シミやくすみ」→ピコレーザー
写真で疲れて見える「目元」→クマ取りやヒアルロン酸
✔️ 迷ったら「シミ取りorシワ改善」から始めるのがおすすめ。変化が実感しやすく、モチベーションにもつながります。
② 一番大切なのは「施術内容より医師選び」
どんな施術でも、結果を左右するのは担当医師の知識・技術・センスです。
見るべきポイント:
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カウンセリングが丁寧か
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説明が明確で押し売りがないか
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症例写真があるか(加工なし)
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リスク説明をきちんとしてくれるか
美容医療は“施術メニュー”ではなく“人”で選ぶのが鉄則。
複数カウンセリングを受けて、「ここなら信頼できる」と感じたクリニックを選びましょう。
③ 「やりすぎない」自然さをゴールにする
50代の美容医療は、美人に変わる必要はなく、「なんか元気そう」「肌が整ってる」と言われる程度が、バレずに効いているちょうどいいライン。
無理なく見た目を整えるコツ:
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リフトアップは少しずつ
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ヒアルロン酸は足しすぎない
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シミ取りとくすみ治療を同時にする
施術を重ねるほど、“足し算と引き算のセンス”が大切になってきます。
「自然に、今よりちょっと素敵」を目指すのが、綺麗の秘訣。
④ 安さより「安心・納得感」に投資する
確かに価格は気になる。でも、50代の肌は若い頃と違って、一度のミスで回復に時間がかかるという現実があります。
チェックしておきたいのは…
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医師がすぐ診てくれる体制があるか(トラブル時)
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無理なく通いやすい立地・頻度
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アフターケアや施術後の説明が丁寧か
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料金体系が明確か(追加費用が多いクリニックは要注意)
「安く済ませる」ではなく、「納得して選ぶ」という視点を持つと、失敗しにくくなります。
施術比較表|目的別にまとめてチェック
悩み・目的 | 施術名 | 特徴 | 向いている人 | ダウンタイム | 即効性 |
たるみ | 糸リフト | 糸で物理的に引き上げる | 頬やフェイスラインが下がってきた人 | 2〜7日(腫れ・内出血) | ◎ |
たるみ | HIFU(ハイフ) | 超音波で筋膜にアプローチ | 切らずに引き締めたい人 | ほぼなし | ○(1〜2ヶ月で実感) |
シワ | ボトックス | 表情ジワを予防・改善 | 額・目元・眉間などのシワが気になる人 | 数時間〜1日 | ○(数日〜1週間) |
シワ・ボリューム減少 | ヒアルロン酸注入 | ボリューム補填・輪郭整え | ほうれい線・こけ感が気になる人 | 数時間〜2日 | ◎ |
シミ・くすみ | ピコレーザー / YAGレーザー | メラニンに反応して色素を破壊 | 顔全体のくすみや濃いシミ | 2〜7日(かさぶた) | ◎ |
肌質改善 | 肌育製剤 | 真皮層に栄養補給・自然なハリ | ハリ・ツヤ・乾燥に悩む人 | 1〜3日(注射跡) | △(徐々に実感) |
クマ・目元 | クマ取り(脱脂など) | 黒クマ・脂肪ふくらみに対応 | 目元のたるみ・影が気になる人 | 1週間前後 | ◎ |
毛穴・小ジワ | 水光注射 | 針+美容成分注入でコラーゲン再生 | 毛穴・小ジワ・ニキビ跡まで幅広く対応 | 2〜3日(赤み・乾燥) | △(数週間で実感) |
脱毛 | 医療脱毛(VIO) | 半永久的な減毛効果 | 清潔感・介護対策をしたい人 | ほぼなし | が必要) |
よくあるQ&A

Q:予算感は?
A:50代はお悩みが多い状態。また、今まで蓄積したダメージによって今の肌状態に個人差があります。シミ治療は10~15万程度。たるみは20~50万など比較全体的に高額になる事が多いです。
Q:ダウンタイムが取れない、バレない施術はある?
A:バレない施術は沢山あります。例えば、ピコトーニング(シミ・くすみ改善)、ピコフラクショナル(毛穴改善)、ハイフ(たるみ改善)など、直後は少しの赤み程度で、数時間で赤みも収まります。
ただ、ダウンタイムがない施術はお悩みの改善までに時間がかかる傾向があります。
Q:50代から美容医療は遅い?
A:遅くありません。様々な治療を組み合わせて、1年程美容医療を継続する事で見た目年齢が-15歳以上になる事も。なにもしなかったら、そのまま老けてしまうので何か1つでも美容医療を取り入れて、綺麗を維持する事が大切です。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)の50代の症例写真
年齢によるシミやくすみ、シワでお悩みの患者様
目の下のゴルゴラインや深く刻まれたほうれい線にヒアルロン酸を4本注入しました。凹みが無くなる事で若々しい印象に。
■ヒアルロン酸注入
施術内容
ヒアルロン酸を皮膚に注入して内側からシワや溝を目立たなくさせたり、ボリュームを補ったりする治療法です。
費用
ボリューマ 55,000円~75,000円/本
眉間のシワや、小じわがお悩みの患者様
表情ジワがくっきりとでる事で、実年齢より上に見られる事も。年齢とともに悪化するだけではなく一度できると自力では治せません。
予防と今あるシワを伸ばして目立たなくする事で老け顔を改善します。
■眉間ボトックス
施術内容
ボツリヌス菌から分離したボツリヌストキシンというタンパク質を用いて、筋肉の収縮を抑制させ、エラの張りや表情筋によるシワを改善させる治療法
費用
眉間ボトックス 19,000円(イノトックス)【2部位20%オフ・3部位30%オフ】
副作用・リスク
腫れ・むくみ・内出血 · かゆみ · アレルギー · 頭痛 · 噛む力の低下 · 左右非対称
まとめ
50代は、肌も顔立ちも人生経験もすべてが“味”になっていく年代です。
だからこそ、足りないところを補うというより、“今の自分を整える”美容医療の取り入れ方がフィットします。
やりすぎない、でも諦めない。
美容医療は、自分らしく年齢を重ねるための選択肢のひとつ。
「気になるな」と思ったその気持ちが、いちばんの始まりです。
まずは信頼できるクリニックで、話を聞いてみることから始めてみませんか?
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだ美容皮膚科医が患者様のニキビ跡の状態を丁寧にカウンセリングし、最適な治療を進めていきます。施術後の手厚いアフターフォローも、患者様からご好評をいただいている当院の強みです。
お肌の治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせていただきます。無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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記事の監修者

医師