ジュベルックの効果はいつから実感できる?持続期間やおすすめの施術間隔・得られる効果などを解説
肌育
2025.07.15

美容医療の世界で注目を集めるスキンブースター「ジュベルック」。ハリや弾力の低下、ニキビ跡や毛穴など、複合的な肌悩みに対応できる施術として人気が高まっています。本記事では、ジュベルックの効果が現れるタイミングから持続期間、最適な施術間隔、注入方法や得られる肌改善効果、注意点までを徹底解説。これから施術を検討している方はぜひご一読ください。
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ジュベルックとは?

ジュベルックは主成分にポリ乳酸(PDLLA)と非架橋ヒアルロン酸を組み合わせた肌育製剤(スキンブースター)です。
主成分&作用メカニズム
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ポリ乳酸(PDLLA)
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微細な球状粒子が真皮に定着し、線維芽細胞を長期刺激 → コラーゲン・エラスチンをじっくり増生
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体内で1〜2年かけてゆっくり分解
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非架橋ヒアルロン酸
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架橋加工なしで広く拡散し、注入直後から肌の保水力アップ
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ポリ乳酸が効き始めるまでの「つなぎ」として即時的な潤いを補う
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このコンビネーションが、肌内部からふっくらとしたハリを生み出し、長期的な肌質改善を実現します。ポリ乳酸は米国FDAや韓国KFDAの承認を受け、高い安全性が確認されています。
臨床データ・研究成果
以下の臨床試験や研究成果により、ジュベルックの効果が実証されています。
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ジュベルックの効果はいつから実感できる?
時期 | 期待できる変化 | メカニズム・ポイント |
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直後(0~24時間) | 施術部位の保湿感アップ、肌表面のツヤ感 | 非架橋ヒアルロン酸による即効的な保水効果 |
1週間後 | 赤みや腫れが落ち着き、ハリ感の向上を実感する方も | ヒアルロン酸による潤い保持と初期の組織修復反応 |
2~3週間後 | 本格的なハリ・弾力の向上 | ポリ乳酸が線維芽細胞を刺激し、コラーゲン生成が活発化 |
1~3ヶ月後 | 継続的なコラーゲン増加による肉厚感と小じわの軽減に | PDLLAの分解中間期でエラスチン生成も促進 |
3~6ヶ月後 | 肌質改善が最大化 | コラーゲン・エラスチンの新生と細胞の再構築 |
施術直後は、ヒアルロン酸成分による高い保水効果で肌がふっくらと潤います。
ポリ乳酸の作用が本格化する2〜3週間後には、線維芽細胞が活性化し、肌内部から弾力が高まっていき
さらに、1ヶ月間隔で3回以上の施術を継続すると、3〜6ヶ月の間にコラーゲンやエラスチンの生成がピークに達し、肌に厚みとハリが生まれるのが特徴です。
効果の持続期間とおすすめの施術間隔
ジュベルックの持続力はポリ乳酸が1~2年かけてゆっくり分解される仕組みによるものです。
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初期(土台作り):1ヶ月間隔で3回ほどの施術を推奨。コラーゲン生成が加速し、肌質改善が定着します。
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メンテナンス:初期3回の施術後は、6~12ヶ月ごとに追加施術を行うことで、2年以上にわたり効果を維持可能。
ジュベルックの施術費用比較
注入方法 | 容量 | 1回(1ccあたり) | 3回セット(1回あたり) | 6回セット(1回あたり) |
医師による手打ち注入 | 1cc | ¥42,000 | ¥113,400(¥37,800) | — |
3.3cc | ¥98,000(¥29,700) | ¥264,600(¥88,200) | — | |
水光注射 | 3.3cc | ¥90,000(約27,000) | ¥243,000(約24,500) | ¥432,000(約21,000) |
ジュベルックの施術には2種類の注入方法があります。
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ドクターによる手打ち注射
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専用機器による注入(水光注射・ポテンツァなど)
それぞれの方法には適した目的・部位・仕上がりの違いがあり、肌状態や希望に応じて選択することが重要です。
ドクター手打ち注射とは|細かく調整可能
ドクター手打ちとは、医師が注射器と極細針を使って、1点ずつ製剤を注入する方法です。
主な特徴:
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注入の深さや量を細かく調整可能
→ ニキビ跡・しわなど、局所的な肌悩みに高い精度でアプローチ -
デザイン性が高く、カスタマイズに優れる
→ 患者一人ひとりの骨格・肌質に合わせた注入設計が可能 -
手打ちに熟練した医師ほど仕上がりの差が出る
向いているケース:
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クレーター状のニキビ跡
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目元や口周りなど繊細な部位
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注入する深さを部位ごとに変えたい方
注意点:
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治療時間が長くなる傾向
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痛みや内出血のリスクはやや高め
水光注射とは|均一注入で肌全体を底上げ
水光注射は、専用の注入機器で皮膚に均一な深さ・量で製剤を注入する方法です。
極細の9本の針がスタンプのように作動し、同時に吸引機能が働くことで痛みを軽減しながら確実に注入できます。
主な特徴:
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全顔に均一でムラのない注入が可能
→ ハリ・ツヤ・潤いをバランスよく改善 -
創傷治癒効果あり → 自然なコラーゲン生成を後押し
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治療時間が短く、ダウンタイムも比較的少ない
向いているケース:
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顔全体の肌質改善を希望する方
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乾燥・キメの粗さ・毛穴の目立ち
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注射に対して恐怖や不安がある方(吸引で痛みを軽減)
注意点:
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注入の深さや量を部位ごとに変更するのは難しい
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効果を最大化したい部位が明確な場合は手打ちの方が適する
ジュベルックで得られる主な肌改善効果
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ハリ・弾力の向上:線維芽細胞を活性化し、弾力ある肌へ
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ニキビ跡・クレーターの改善:真皮層から滑らかな肌に導く
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毛穴の引き締め:保水力とコラーゲン増加で目立たない肌に
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小じわの軽減:内側からふっくらと整える
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クマの改善:目元にハリを与え、自然な明るさを取り戻す
ジュベルックのダウンタイム経過
タイミング | 症状の変化 |
直後 | 注入部位の赤みは針跡が目立つ |
3時間後 | 腫れがピークに。針跡も目立つ |
1日目 | 場所によって内出血が目立つが腫れや赤みは減少 |
2日目 | 場所によって内出血程度で、メイクで全て隠れる |
6日目 | 内出血はほぼ消失し、肌のハリ・ツヤが戻る。通常の肌状態に復帰。 |
7日目 | 完全に通常の肌状態に復帰。 |
副作用・注意点
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ダウンタイム症状:赤み、腫れ、内出血など(数日~1週間程度)
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注入方法別リスク:手打ちはしこりや凸凹、水光注射は一時的な針跡や軽い火照り
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アフターケア:施術当日は強いマッサージや過度な運動を避け、保湿・UVケアを徹底してください。
効果が実感しにくい場合に考えられる原因
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施術回数不足:1~2回だけではコラーゲン生成が不十分
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施術間隔のズレ:指定の間隔を守ることで効果定着率がアップ
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個人差:年齢や肌質、生活習慣によって反応に差が出るため、医師と相談のうえプランを調整
よくある質問(FAQ)
Q. 1回で効果を実感できますか?
A. 個人差はありますが、早い方で施術後2〜3週間ほどで肌のハリ感やキメの改善を感じることがあります。ただし、ポリ乳酸のコラーゲン誘導効果はゆっくり現れるため、最適な結果を得るには1ヶ月間隔で計3〜5回の施術を1クールとして受けるのがおすすめです
Q:ダウンタイムはどのくらいですか?
A:一般的には、施術当日〜翌日にかけて軽度の赤みや腫れ、針跡が点状に残ることがあります。内出血が出た場合は、数日〜1週間程度で自然に消退します。
Q3. 施術の推奨間隔と回数は?
A. 1ヶ月間隔で3回を1クールとし、その後は半年〜1年に1回のメンテナンス施術を行うと効果が長持ちします。より早く、しっかり効果を出したい場合は4〜6週ごとに3〜5回受けるクリニックもあります
まとめ
肌悩みに合わせて、最適なスキンブースターを選びましょう
「ジュベルック」肌の内側に働きかけて自然な若返りを目指す注入治療です。
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ジュベルック:ポリ乳酸によりコラーゲン生成を長期間促進。毛穴・ニキビ跡・ハリ不足に効果的。持続期間は約1〜2年と長め。
さらに、注入方法としては「ドクター手打ち」と「水光注射」があり、それぞれの肌悩みや希望する仕上がりによって選択が可能です。
迷った場合は、肌診断とカウンセリングで最適な施術法を一緒に決めていくのがおすすめです。
自分の肌と向き合い、最も効果的なアプローチで、美しく健やかな肌を手に入れましょう。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだ美容皮膚科医が患者様のニキビ跡の状態を丁寧にカウンセリングし、最適な治療を進めていきます。施術後の手厚いアフターフォローも、患者様からご好評をいただいている当院の強みです。
お肌の治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせていただきます。無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
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記事の監修者

ATELIER Medical Clinic 院長