ハイフの効果が出るのはいつ?何日後にピークを迎えるか、持続期間やおすすめの頻度を美容皮膚科医が解説!
シワ・たるみ・ほうれい線
2025.02.03
ハイフ(HIFU)は、顔のリフトアップやしわの改善など、さまざまな効果が期待できる美容施術です。メスを使わないため、安心して受けられる治療として人気を集めています。
しかし、美しくハリのある肌を、できるだけ早く手に入れたい方の中には、
「ハイフの効果は何日後に現れる?」
「ハイフの効果はどれくらい持続するの?」
という疑問を持たれている方も多いと思います。
本記事では、ハイフの施術から効果が現れるまでの日数と、効果のピークについて紹介します。また、ハイフの治療の効果が持続する期間や、おすすめの治療頻度について、美容皮膚科医が詳しく解説します。
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ハイフの効果が出るのはいつ?
ハイフの治療で期待できる効果には主に下記のようなものがあります。
・肌のハリや弾力アップ
・肌のたるみ改善
・引き締め効果によるリフトアップ
・たるみ毛穴の改善
これらの効果は施術からそれくらいで現れ、ピーク時の目安はいつなのでしょうか。下記にて詳しく解説します。
施術直後から1ヶ月で徐々に効果が出る
ハイフの効果は、施術直後から感じられる人も多いです。特に、治療の引き締め効果により、顔全体の肌が引き締まって見えることが期待できます。
ハイフによる肌のハリや弾力アップ、たるみ改善などの美肌効果は、施術の直後から1ヶ月ほどで肌に現れることが多いです。施術後、皮膚細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されていくので、日が経つごとに効果を実感できるようになるでしょう。
効果のピークは1ヶ月~3ヶ月後が目安
ハイフの効果は施術直後から徐々に実感できる度合いが上がっていき、1~3ヶ月後にピークを迎えるとされています。
ピークを迎える時期は、ハイフの機器によって差があるため、間に合わせたい時期から逆算して、どれくらい前から治療を受けるのがベストなのかということを、専門のクリニックに相談してみるのも良いでしょう。
また、ハイフは1回だけでなく、適切なスパンで繰り返し治療を受けていくことで、効果の持続やより高い効果の実感が期待できます。
ハイフの仕組みとは?
そもそも、ハイフとはどのような治療法なのでしょうか。「ハイフという言葉はよく聞くけど、具体的にはどんな治療なの?」と、疑問に思っている方も多いかもしれません。
ハイフ(HIFU)とは英語で「High Intensity Focused Ultrasound」を略した用語で、日本語では「高密度焦点式超音波治療法」と呼ばれています。具体的には肌に高密度の超音波を照射する方法です。
肌に照射された超音波による熱エネルギーで、皮膚内部の組織に刺激を与えることができます。皮膚内部は表皮・真皮・皮下組織・SMAS筋膜・表情筋など構造が分かれており、どこに働きかけるかで得られる効果もさまざまです。
例えば超音波を真皮層に照射すると、熱エネルギーによるダメージで肌ではコラーゲンやエラスチンの生成が促されます。その結果、肌のハリやたるみ、弾力アップなどの効果が期待できるのです。
また、真皮よりも深い層にあるSMAS筋膜への照射では、SMAS筋膜が引き締まります。つまり、皮膚のたるみに土台から働きかけるため、リフトアップ効果が期待できます。以上のように働きかける場所により、期待できる効果が異なるのが特徴です。
ハイフの効果の持続期間は?
ハイフの効果は施術直後から1~3ヶ月でピークを迎え、半年から1年ほど持続します。一般的には、ピークの後は促進されていたコラーゲンの生成も徐々に元通りになっていくため、ピーク時ほど効果を実感できなくなります。効果を持続するには、定期的に治療を受けていく必要があります。
ただし、肌の状態と効果の度合いは個人差があるため、1回の治療で十分な効果を得られる人もいれば、1回だけだど効果を実感できず、複数回の施術を受ける人もいるので、医師や看護師と相談しながら治療を進めましょう。
効果が早く期待できる肌質改善ならATELIER Medical Clinicの医療用ハイフがおすすめ
「ハイフの治療で早く効果を得たい!」という方には、ATERIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)の医療用ハイフがおすすめです。
当クリニックの医療用ハイフは、これまで多くの経験と実績のある専門医がカウンセリングから施術、アフターフォローまで、患者様の状態に合わせて丁寧に進めます。
施術後はたるみの改善やリフトアップ効果を比較的早く期待できるだけでなく、ダウンタイム含め、安心安全に治療を進めることが可能です。
無料カウンセリングは24時間受付中
ハイフを受けるおすすめの施術頻度
ハイフの治療の効果は、半年から1年ほど持続しますが、ピークをすぎると効果が実感しにくくなります。ハイフの効果を高い状態で持続させるには、適切な頻度で、繰り返し施術を受ける必要があります。
では、どれくらいの施術頻度が適切なのでしょうか。
効果を実感し続けたいなら3〜4ヶ月ごとの施術がおすすめ
ハイフの美肌効果やリフトアップ効果を実感し続けるには、効果がピークを迎え、コラーゲンやエラスチンの生成が減少する前に施術を受けることが好ましいです。一般的には3~4ヶ月ごとに施術を受けると、ハイフの効果を最大限に維持できることが期待できます。
年間だと1年に3回ほど施術を受ける計算になります。効果の度合いには個人差があるため、あくまで目安とした上で、医師や看護師と相談しながら治療を進めましょう。
短期間で頻繁に受けるのはNG
早く効果を実感したい人や、効果がなくなるのが不安な人の中には、3ヶ月に満たない頻度で再度施術を希望される人もいますが、基本的にはおすすめできません。
ハイフの治療では、皮下組織に熱エネルギーを与えるため、そのダメージが治りきっていないタイミングで、再び施術をしてしまうと、さらにダメージを与えてしまうことになります。その結果、組織の炎症が悪化し、赤みや腫れなどの症状が重症化する恐れや、酷い場合は火傷や神経障害を引き起こすリスクも発生します。
施術のスパンは、肌の経過を見ながら、再度施術を受ける際は必ず医師と相談してから時期を決めましょう。
ハイフで失敗しないための3つのポイント
ハイフの効果を高い状態で持続させるには、繰り返しの施術を受けることが効果的です。しかし、治療における失敗を避けるには下記のポイントに注意することが重要です。
①医療機関で施術を受ける
②事前のカウンセリングで不安点を無くす
③信頼できる実績豊富な美容クリニックを選ぶ
それぞれ解説していきます。
ポイント①医療機関で施術を受ける
ハイフの治療で失敗しないポイント1つ目は、医療機関で施術を受けることです。ハイフには医療ハイフの他にも、エステハイフやセルフハイフがあります。
医療ハイフは医療機関で施術を受けるハイフ、エステハイフはエステサロンで施術を受けるハイフ、セルフハイフは自分自身で照射をするハイフですが、本来ハイフは医療行為であり、医療資格を持つ人しか施術を行うことができません。
そのためエステハイフやセルフハイフでは、正式なハイフ機器を使用することができず、厳密にはハイフではない超音波機器を使用して施術を行っています。正式なハイフ機器よりも出力が弱く、照射深度も浅いため、期待できる効果は限定的で、効果の持続期間も短いです。
また皮膚の構造を熟知している看護師の方が、施術を受ける方の状態に応じた適切な照射を行うことができ、より高い効果を得られるでしょう。誤った施術による事故が起こるリスクも少ないはずです。
より安全で効果の高い施術を受けたいのであれば、正しい医療知識と専門技術を持った医師が在籍するクリニックを選びましょう。万が一、重篤な副作用が起きた場合でも、クリニックで施術を行っていれば、すぐに医師の診察を受けて、適切な処置を行ってもらえます。
ポイント②事前のカウンセリングで不安点を無くす
ハイフの治療で失敗しないポイント2つ目は、事前のカウンセリングで不安な点を無くすことです。
施術を受ける上で疑問に思う点があれば、事前のカウンセリングで必ず医師に確認して解決しましょう。ハイフの施術において、事前に確認しておきたい内容を以下にピックアップしました。
・施術によって得られる効果と持続期間
・具体的な仕上がりのイメージ
・使用するハイフの機種や特徴
・施術時の痛みの度合い
・麻酔や鎮痛剤の使用可否
・副作用やダウンタイム
・施術後の注意点やケア方法
・通院する頻度や間隔
・緊急時の対応や連絡先
上記以外にも気になることがあれば、遠慮せずに質問しましょう。しっかりと質問に答えてくれる、信頼できる医師やクリニックの元で施術を受けることが大切です。
ポイント③信頼できる実績豊富な美容クリニックを選ぶ
ハイフの治療で失敗しないポイント3つ目は、信頼できる実績豊富な美容クリニックを選ぶことです。
ハイフの治療は少なからずリスクを伴うものです。人によって皮膚や脂肪の厚みなどが異なるため、一人一人の皮膚の状態を踏まえた上で適切な施術プランを提案してくれる医師や看護師が在籍するクリニックを選ぶようにしましょう。ハイフの実績が豊富であればあるほど、柔軟な提案や対応をしてくれる可能性が高くなります。
まずは施術を検討しているクリニックの公式サイトやSNSなどで、ハイフの症例数やどのような症例に対応したことがあるのかといった実績を確認するのがおすすめです。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)の医療ハイフ
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、最新のウルトラセルQプラス機器を使って、丁寧な施術を提供しています。当クリニックのウルトラセルQプラスは、顔だけでなく顎下や首の施術も行っています。また、麻酔を希望される方は表面麻酔もしくは静脈麻酔を選択できます。
初診はカウンセリングと診察を行っているため、気になることや不安なことがあればお気軽にご相談ください。当院では美肌治療のみならず日々のスキンケアや内服薬など、美容に関するトータルサポートもしているので、安心してご利用いただけます。
ハイフ
肌の奥からたるみを改善させ、肌表面も引き締め、たるみ毛穴を改善させます。
ハイフとは、ターゲット1点に集中させた超音波の63℃程度の熱エネルギーを照射し、表皮や真皮そしてSMAS筋膜にまで熱のエネルギーを与えお肌のたるみを引き締める治療です。
たるみを解消する為には、肌の奥深く、SMAS層にアプローチすることが必要です。今までは「切る」手術が必要でしたが、HIFUはこれまで届かなかったSMAS層へ切らずに働きかけることができます。
当院では患者様の骨格、脂肪、肌状態を踏まえてカスタマイズで解剖生理に基づいて照射しております。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)の医療ハイフの症例写真
20代でほうれい線やもたつきにお悩みの患者様
若い方でも頬がたるみほうれい線を作っている原因になっている方が多くいらっしゃいます。ハイフで引き上げてほうれい線を改善しました。
ハイフ
- 施術内容
- 超音波を発生させる機械を「皮下組織」や「SMAS筋膜」といった肌内部の組織に照射、熱作用によって照射部位を引き締める治療法です。
- 費用
- 99,000/回
- 副作用・リスク
- 照射後、赤み、腫れ、疼痛、一時的な感覚変化(一過性まひ等)、軽い内出血
他院で何度かハイフを受けたが効果を実感できなかった患者様
50代の症例の方です。1回の治療でお顔全体が引きあがりたるみを改善しました。
ハイフ
- 施術内容
- 超音波を発生させる機械を「皮下組織」や「SMAS筋膜」といった肌内部の組織に照射、熱作用によって照射部位を引き締める治療法です。
- 費用
- 99,000/回
- 副作用・リスク
- 照射後、赤み、腫れ、疼痛、一時的な感覚変化(一過性まひ等)、軽い内出血
ほうれい線や目元のたるみにお悩みの患者様
当院のハイフは目元までしっかり照射できるため、こちらの症例の方のように目元の引き上げも可能です。全体的にリフトアップしほうれい線も改善しました。
ハイフ
- 施術内容
- 超音波を発生させる機械を「皮下組織」や「SMAS筋膜」といった肌内部の組織に照射、熱作用によって照射部位を引き締める治療法です。
- 費用
- 99,000/回
- 副作用・リスク
- 照射後、赤み、腫れ、疼痛、一時的な感覚変化(一過性まひ等)、軽い内出血
まとめ
本記事では、ハイフの効果が現れる日数や効果のピーク、持続期間やおすすめの施術頻度について解説しました。実績のある医療機関を選び、適切な施術頻度で治療を進めていれば、ハリのある若く美しい肌を長期間に渡り維持することができます。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだ美容皮膚科医が患者様の状態を丁寧にカウンセリングし、できるだけダウンタイムの少ない安心安全な治療を行います。施術後の手厚いアフターフォローも、患者様からご好評をいただいている当院の強みです。
お肌の治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせていただきます。無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
無料カウンセリングは24時間受付中
記事の監修者
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