ピコスポット治療後の経過は?何日でかさぶたが取れるか、色素沈着がきれいになるまでを美容皮膚科医が解説!
シミ・そばかす・肝斑
2024.12.26
![AdobeStock_219249773](https://atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/11/AdobeStock_219249773-scaled.webp)
ピコスポットは、肌の気になるシミやそばかすを、短期間で、安心安全に改善する治療として、近年注目されています。
しかし、中には、
「ピコスポットでできるかさぶたは何日でとれるの?」
「シミがきれいになる経過が知りたい!」
という疑問や不安を抱えている人もいると思います。
本記事では、ピコスポットの治療後の経過や、かさぶたが剥がれるまでの日数について説明します。
また、ピコスポットの治療から、色素沈着がきれいになる過程についても、専門の美容皮膚科医が詳しく解説します。
Outline項目をクリックで該当記事へ
ピコスポットの施術の流れ
![](https://i0.wp.com/atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/09/IMG_7486-1-scaled.webp?resize=2560%2C1920&ssl=1)
ピコスポットとはピコレーザーを使った治療の一種で、シミやそばかすなどの原因であるメラニン色素を除去し、シミやそばかすを改善することができます。
ピコトーニングなど、ピコレーザーを使用した他の治療に比べて、レーザーの出力が高く、1回の照射でも効果を実感しやすい治療です。
ここでは、ピコスポットの施術に流れについて解説します。
1.カウンセリング
ピコスポットの施術に関わらず、シミやそばかすなどにお悩みの方は、まずは専門医によるカウンセリングを受けてみると良いでしょう。
単にシミといっても、シミの種類や肌の状態は人によって異なります。シミの中には、レーザーによる治療ができないものもありますので、専門医が正確に判断する必要があります。
また、注意事項や副作用、治療のリスクなどの説明もあるので、失敗のない安心安全な治療を受けるためにも、入念にカウンセリングを受けることをおすすめします。
無料でカウンセリングを行っている美容クリニックも多いので、シミが濃くなる前に、気軽に申し込んでみてください。
2.洗顔
カウンセリングが終わったら、治療前の注意事項をもう一度よく確認し、施術日まで安静に過ごしましょう。注意事項を守らなかった場合、施術の当日に治療ができない場合がありますので、事前によく確認しましょう。
施術日になったら、レーザー照射の治療の前にクリニックで洗顔、または拭き取り化粧品でメイクを落とします。当日メイクをしていても問題ありませんが、顔全体に照射する施術の場合は、まぶたなど細かい箇所まで照射するため、全てメイクを落とす必要があります。
3.レーザー照射
洗顔が終われば、いよいよピコレーザーを照射していきます。
事前にカウンセリングで診断した肌の状態に合わせ、適切なレーザー出力で照射していきます。施術中はある程度の痛みが伴い、一般的には「ゴムでパチンと弾かれたような痛み」と表現されます。
痛みの感じ方には個人差がありますが、痛みに敏感な方や不安な方でも治療を受けられるように、麻酔を使用するクリニックがほとんどです。麻酔を使用すれば、大きな痛みを感じることなく、治療を終えることができます。
4.帰宅
レーザーを照射した後は、軟膏が処方されるので、それを受け取ったら帰宅となります。
ピコスポットの治療の直後は、肌は軽いやけどのような状態になっており、ヒリヒリとした痛みがあります。また、レーザーを照射した箇所は後にかさぶたになっていきます。
帰宅後は、カウンセリング時などで事前に確認した治療後の注意点を守り、適切な処置を行いましょう。誤った行為をしてしまうと、失敗につながる恐れがありますので、専門医の指示にしたがって、アフターフォローを徹底しましょう。
ピコスポット治療後の経過は?
![](https://i0.wp.com/atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/09/unnamed.webp?resize=512%2C509&ssl=1)
ここまで、ピコスポットの施術の流れについて説明しました。施術後は、シミやそばかすの経過を確認し、状態によっては治療を複数回繰り返すケースもあります。
「ピコスポットの施術後、シミはどのように消えていくの?」
という疑問を持たれている人もいると思います。
ここでは、ピコスポット治療後に、時間の経過と共に変化していく、シミや肌の状態について解説します。
照射直後~翌日
ピコスポットの施術当日、ピコレーザーを照射した直後の肌は、軽いやけどのような状態で、ヒリヒリとした痛みがあります。
麻酔の使用に関わらず、施術後から翌日にかけては痛みが続くことが多いです。しかし、そこまで大きな痛みになることは少なく、時間が経つにつれてなくなっていきます。
2~3日後
2、3日が経過すると、痛みはほとんどなくなり、ピコレーザーの照射跡にはかさぶたができます。かさぶた周辺の患部は、乾燥していると、痒みが生じます。
痒いからといって、かさぶたを無理に剥がしたり、患部を掻きむしったりしないようにしましょう。患部に強い刺激が加わると、炎症を起こし、色素が沈着してシミやそばかすが改善されない恐れがあります。
痒みがひどい場合は、患部を冷やしたり、保湿をしたりして刺激を与えないように処置しましょう。また、メイクや洗顔も肌に負担がかかるので、強く触りすぎないようにしましょう。
1週間後
治療から1週間ほど経つと、かさぶたが取れて、シミやそばかすが改善されているのが実感できる可能性が高いです。
ただし、この頃もまだ、肌はデリケートな状態にあるので、紫外線による日焼けなど強い刺激を受けると、シミが元に戻ってしまったり、新たなシミができたしまったりする恐れがあるので、紫外線対策などのアフターフォローは徹底して継続するようにしましょう。
1ヶ月後
ピコスポットの施術から1ヶ月後、施術箇所に、新たなシミのようなものが浮き出てくる場合があります。しかし、これは施術の失敗やシミの再発ではなく、「炎症後色素沈着」という症状である可能性が高いです。
炎症後色素沈着は、照射したピコレーザーによって細胞が刺激を受けたり、治療後、施術箇所が紫外線などの外部の刺激を受けたりすることで発生します。通常、半年~1年で徐々に薄くなり、消えていく場合が多いので、慌てずに症状の経過を見ましょう。
2~3ヶ月後
治療から2~3ヶ月ほど経つと、炎症後色素沈着も治まり、シミやそばかすが綺麗に改善されていることが改めて実感できるでしょう。
ただし、まだシミやそばかすが残っている場合や、より薄くしたい場合は続けて治療を行い、改善していく必要があります。満足のいく治療にするためにも、3ヶ月後も変わらず、丁寧なアフターケアを続けましょう。
失敗が少なく安心安全な治療ならATELIER Medical Clinicのピコスポットがおすすめ
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)は、ピコスポットのダウンタイムを熟知したプロの美容皮膚科医が、患者様の肌の状況に合わせて、適切な治療を進めるクリニックです。
また、日々のスキンケアや内服などトータルケアサポートも充実しているため、治療後にシミが再発する心配なく、シミのない、若々しい肌を手に入れることができます。
オンライン診察も可能で、家でも簡単に肌の相談ができ、無料カウンセリングを実施しているので、シミを改善したい方は相談からしてみるのはいかがでしょうか。
60秒で簡単に予約完了
ピコスポット治療後のアフターケア
![](https://i0.wp.com/atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/12/AdobeStock_696131851-scaled.webp?resize=2560%2C1706&ssl=1)
ここまで解説してきたように、ピコスポットの施術によってシミやそばかすが改善するには、施術から3ヶ月ほどかかります。治療を成功させるには、この施術後の期間にアフターケアを徹底することが重要です。
特に念を入れて行った方がいいアフターケアは下記の3つです。
・紫外線対策を徹底する
・肌に直接刺激を与えない
・内服や外用の薬を併用する
それぞれ解説していきます。
1.紫外線対策を徹底する
ピコスポット治療後のアフターケア1つ目は、紫外線対策を徹底することです。紫外線による刺激は、肌に大きなダメージを与えるだけでなく、新たなシミの生成やシミの再発を促し、治療による効果がなくなってしまう恐れがあります。
ピコスポット治療後は、日差しをさけ、患部が日焼けすることは極力避けてください。肌に刺激の少ない成分の日焼け止めを塗ったり、日傘を使ったりすると効果的です。
2.肌に直接刺激を与えない
ピコスポット治療後のアフターケア2つ目は、肌に直接刺激を与えないことです。施術後の肌はとても傷ついており、デリケートな状態のため、肌に負担をかけると炎症や色素の沈着を引き起こします。
洗顔やメイクの際は、こする時もできるだけゴシゴシとやらず、優しく触るようにしましょう。また、かさぶたができて痒くなってきても、かかずに冷やすなどをして対策しましょう。乾燥を避けるために、低刺激の保湿クリームを塗ることもおすすめです。
3.内服や外用の薬を併用する
ピコスポット治療後のアフターケア3つ目は、内服や外用の薬を併用することです。
内服の薬としては、ビタミンEやビタミンC、トラネキサム酸などの飲み薬があります。シミや炎症後色素沈着を薄くする効果が期待できます。外用では、ドクターズコスメのジャンマリーニなどの塗り薬が効果的です。
また、クリニックによっては、施術後に軟膏を処方してくれるところも多いです。軟膏には下記の効果があります。
・患部の肌を保湿する
・肌の赤みや炎症を抑える
内服、外用の薬ともに、無闇に使用するのではなく、医師からの注意点をよく聞き、用法用量を守って正しく使用することが重要です。
かさぶたができない原因としては、肌の性質や状態、照射したレーザーの出力や種類によるものであり、治療の失敗ではありません。かさぶたが薄い膜のような状態になっており、できても気づきにくいという場合もあります。
ピコスポット治療後にできるかさぶたに関して
![](https://i0.wp.com/atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/11/AdobeStock_219249773-scaled.webp?resize=2560%2C1708&ssl=1)
多くの場合、ピコスポット治療後は、レーザーを照射した箇所にかさぶたができ、7~10日後にはがれ落ちていきます。かさぶたがはがれると、シミも改善されているのですが、そもそもかさぶたができないケースもあります。
かさぶたができない原因としては、肌の性質や状態、照射したピコレーザーの出力や種類によるものであり、治療の失敗ではありません。
また、かさぶたが薄い膜のような状態になっており、できても気づきにくいという場合もあります。
ピコスポット治療後のかさぶたの状態は、人によって異なります。以下の記事でも詳しく解説しています。
シミ取りレーザー照射後にかさぶたにならず黒いままって大丈夫?気になる疑問を美容皮膚科医が解説!
ピコスポットの副作用やリスク
![](https://i0.wp.com/atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/12/AdobeStock_986991373-scaled.webp?resize=2560%2C1706&ssl=1)
ピコスポット治療後は、患部への刺激を避ければ、当日からメイクが可能であったり、大きな痛みもほとんどなかったりと、副作用やリスクは比較的少ないと言えます。
ただし、治療にあたり、主に下記の副作用とリスクがあることを理解しておきましょう。
・施術直後から翌日にかけて患部がヒリヒリと痛む
・赤みや腫れ、水ぶくれができることがある
・施術から1ヶ月後に炎症性色素沈着が出る場合がある
・肌の炎症が治らず、傷になる場合がある
・照射した箇所が白っぽくなる場合がある(白斑化)
・1回の治療ではシミが薄くならないことがある
上記のような症状が出ても、必ずしも失敗とは限りませんので慌てずに経過を見ることが重要です。詳しくは以下の記事でも解説しています。
シミ取りレーザーのよくある4つの失敗例とは?その原因と後悔しないためのポイントを美容皮膚科医が解説!
ピコスポットを受けられない人
![](https://i0.wp.com/atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2024/12/AdobeStock_124450534-scaled.webp?resize=2560%2C1707&ssl=1)
ピコスポットはダウンタイムも少なく、比較的安心安全な治療ですが、副作用やリスクが大きいため、治療を受けられない人もいます。主に下記に当てはまる人は、ピコスポットの治療を受けることができません。
・妊娠中、授乳中の人
・肌の炎症や乾燥がひどい人
・施術箇所に肝斑を発症している人
・日焼けをした直後の人
・施術当日に飲酒しなければならない人
上記以外の場合も、気になることがあれば、カウンセリングの際に医師とよく相談するようにしましょう。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のピコスポット治療
当院ではお肌の治療に関して、有効と証明されているものはほぼすべて網羅しております。
ピコレーザー治療では、レーザーで肌表面を傷つけないように照射を行い、コラーゲンの増殖とエラスチンの再生を促し、肌を入れ替えていきます。ニキビ跡・毛穴の開き・小じわ・クレーターなどさまざまな肌トラブルの改善が期待でき、人気の高い治療の1つです。
個人差はありますが、状態がよい方だと1回でも効果を実感でき、きれいなお肌を手に入れられます。
カウンセリングから施術、アフターフォローまで、患者様の状態に合わせてていねいに進めさせていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
ピコスポット
1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療です。
経験豊富な医師が1つずつ丁寧に出力も調整しつつ、照射していくため、当院のピコスポットは安心して施術できます。
【全顔打ち放題】【麻酔代込み】【お薬代無料】【再診料無料】アフターフォローもしっかり行っております。
60秒で簡単に予約完了
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のピコレーザー治療の症例写真
年齢とともにシミやそばかすが気になってきた患者様
目の下周辺に濃いシミがありました。来院回数2回で濃いシミや薄いシミを綺麗に除去しました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題 107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
幼少期からそばかすでお悩みの患者様
濃いそばかすがホホや目まわりに多くありましたが、1回の治療でここまで綺麗に除去できました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題 107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
60秒で簡単に予約完了
幼少期のそばかすに加え、出産後のしみが気になっていた患者様
来院回数1回でシミが改善され、肌のトーンアップ・ハリ艶など全体的に肌が綺麗になられました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
ピコトーニング
- 施術内容
- 低出力のレーザーで照射し、皮膚のメラニン色素を減少させる治療法。
- 費用
- 全顔1回21,780円
- 副作用・リスク
- 赤み・痒み・湿疹・色素沈着・白斑
ピーリング(エルメスピール)
- 施術内容
- トリクロロ酢酸(TCA)を高濃度で配合し、ターンオーバーを整えシミやそばかす、くすみの改善だけでなく、皮膚の奥深くまで浸透し肌細胞を刺激して、コラーゲンを増やし、エラスチンやヒアルロン酸を作る手助けをするピーリング剤です。
- 費用
- エルメスピール1回16,280円
- 副作用・リスク
- かゆみ・ひりつき・つっぱり感・発赤・皮むけ
まとめ
本記事では、ピコスポットの治療後の経過や、かさぶたが剥がれるまでの日数、色素沈着がきれいになるまでの過程ついて解説しました。
ピコスポットの治療は、ダウンタイムの症状と経過をよく見て、正しいアフターケアを徹底することで、失敗することなく、肌の気になるシミやそばかすを綺麗に改善することができます。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだ美容皮膚科医が患者様の状態を丁寧にカウンセリングし、患者様のご希望に合わせて、できるだけ痛みを軽減した治療を行います。施術後の手厚いアフターフォローも、患者様からご好評をいただいている当院の強みです。
お肌の治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせていただきます。無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
60秒で簡単に予約完了
記事の監修者
![西川 史子](https://atelierclinic.jp/wp-content/uploads/2025/01/Rectangle-150.png)
医師