シミ取りレーザー照射後にかさぶたにならず黒いままって大丈夫?気になる疑問を美容皮膚科医が解説!
2024/09/01
「シミ取りレーザーって実際に照射後はどうなるの?」
「照射後にかさぶたにならず黒いままになることってあるの?」
シミ取りレーザーを検討している方のなかで、照射後の肌状態について疑問を抱く方が多いと思います。
実際シミ取りレーザー後は、かさぶたになる場合とならない場合で個人差が生じますが、照射後かさぶたにならないのは失敗ではありません。
本記事では、照射後の経過パターンや過ごし方、おすすめ医療クリニックについて解説をします。
シミ取りレーザーを検討している方は、照射後のダウンタイムや過ごし方の工夫について参考にしてみてください。
シミ取りレーザー照射後にかさぶたにならないのは失敗?
基本的にシミ取りレーザー照射後にかさぶたになる場合が多いため、かさぶたにならず黒くなってしまったのを失敗かもしれないと不安に思う方も多いと思います。
結論ですが、これは失敗ではありません。シミ取りレーザーの種類や設定、肌の反応によってはかさぶたにならない場合もあります。そのため、かさぶたになるかならないかで仕上がりに差が生まれるというわけではないのです。
かさぶたにならない原因は、それぞれの肌状態やレーザーの種類によってさまざまなものが挙げられます。
クリニック側が導入しているレーザーマシンの種類は、照射威力やレーザーの設定方法が違います。
また人それぞれで肌質が違いますが、この肌状態によってかさぶたができやすい方とできにくい方で照射後の結果が変わってくるといえます。
このように、シミ取りレーザーは器械や照射威力、それぞれの肌状態によってかさぶたができるかできないかが変わりますが、かさぶたにならない場合は失敗ではないのです。
かさぶたになりにくいシミの症状もある?
シミ取りレーザー照射後は人によってかさぶたのできやすさに差はありますが、シミの種類によってかさぶたになりにくいケースもあります。
シミの種類は、老人性色素斑や肝斑、雀卵斑や色素沈着などがありますが、それぞれの症状によってかさぶたのなりやすさは違ってきます。
これはレーザーの照射威力や器械次第で、かさぶたのなりやすさに違いが出るのと似たように、シミの濃さなどが関係する可能性もあるからです。
よって、かさぶたのなりやすさは、シミの症状とレーザーの照射度合いの兼ね合いとも言えるでしょう。
しかし、シミの症状によってかさぶたになるかならないかは肌症状にもよるため、「シミの症状や器械の種類がこれだからかさぶたができる」というのは一概には言えません。
あくまでかさぶたのできやすさは個人差があるのもなので、自分の肌に合う器械を選びましょう。
シミ取りレーザー照射後の3つの経過パターンとは?
シミ取りレーザーを行うことで、照射後の肌に何らかの副作用が出る可能性が多くあります。
照射後の症状は、赤くなる等の炎症が起きる場合や治療後にシミが厚くなるなどがあり、そのなかでも特に、個人差はありますが「かさぶたになる場合」「かさぶたにならない場合」「照射箇所が白くなる場合」の3つの症状が多く挙げられます。
ただしこの症状に違いがあるからといって、照射後の仕上がりに影響するわけではありません。また照射後の肌状態は人によって変わってくるので、必ずこの症状が出るというのも一概には言えません。
ここからは、シミ取りレーザーの照射後によくある3つの経過パターンについて解説をします。
シミ取りレーザーでダウンタイムが気になる方は、3つの経過パターンを把握しておくのが大切でしょう。
パターン①:かさぶたになる
シミ取りレーザー後は、基本的にかさぶたになる場合が多いです。
かさぶたになる前は、レーザー治療によって軽い火傷のような状態になるため、少し赤くなったりヒリヒリしたりする可能性があります。しかし、数日経つとこのような違和感が落ち着き、レーザーを当てた部分に薄いかさぶたが作られます。
このできたかさぶたが剥がれると、次に新しい皮膚が再生し、数ヶ月かけて次第にシミが薄くなるのです。
かさぶたはきれいな肌を作るための大切な経過パターンですが、無理に剥がそうとすると返って傷跡になってしまうため、自然に剥がれるのを待つことが大切です。
パターン②:かさぶたにならないまま
かさぶたになる場合が多いですが、かさぶたにならない場合も例外ではありません。これは個人差はありますが、肌の状態やレーザーの照射威力、レーザーの種類などによっては、かさぶたにならない場合もあるということです。
また、シミ取りレーザー照射の威力が弱い場合、非常に薄いかさぶたができる場合もあり、かさぶたができているがそれに気づいていないというケースもあります。
ただ、かさぶたができるかできないかで照射後の仕上がりに違いが出るというわけはないと考えられます。
パターン③:照射箇所が白くなる
シミ取りレーザー照射後は、シミが白くなる場合もあります。
シミが白くなる原因は以下の通りです。
白くなる原因(表)
・レーザーの照射威力が高すぎた
・治療間隔を十分に空けずに再治療を行った時
・炎症後色素沈着に照射をした場合
・かさぶたが剥がれた後の肌が白く見える
このような原因に関して、ただシミのメラニンが取れて周囲の皮膚より白くなっているという場合は、通常の経過なので皮膚とだんだん馴染むようになります。
一方で細胞自体がダメージを受けて本来のメラニン色素まで抜けてしまった場合は、治療が必要になる可能性もあるので、経過を見ながら医師に相談をすると良いでしょう。
シミ取りレーザー照射後に何日でかさぶたは取れる?
シミ取りレーザー後は、1、2日ほどでかさぶたが少し乾いていき、その後自然に剥がれていきます。人によって個人差はありますが、かさぶたが自然に剥がれるまでには1週間〜10日ほどかかるとされています。
かさぶたが剥がれるまでの期間は、専用の保護テープを貼ったり、軟膏をしっかり塗るなどかさぶたが剥がれないような対処が必要でしょう。
シミ取りレーザー後の副作用やリスクは?
シミ取りレーザー照射後は、照射部分が火傷のような状態になるため、ヒリヒリ・ジンジンとした痛みが生じる場合があります。しかし一時的なものなので、基本的に痛みは和らいでいきます。
また痛み意外にも色素沈着やかゆみ、微量の出血などのリスクを生じる場合もありますが、これらも時間が経てば消えていく可能性が高いものといえます。
シミ取りレーザー照射後の過ごし方の3つのポイントは?
シミ取りレーザー後はかさぶたになる場合やかゆみが出る場合など、肌状態によって多くの副作用が生じます。
そのため、シミ取りレーザー照射後は「保護シールは剥がさない」「照射箇所に刺激を与えない」「アフターケアを徹底する」の3つのポイントを意識して過ごしましょう。
このポイントを意識して過ごすと、感染症や施術部位の炎症、色素沈着などを防げる可能性が高まります。
ポイント①:保護シールは剥がさない
シミ取りレーザー照射後は、かさぶたができるまでの期間保護シールを剥がさないことが大切です。かさぶたができるまでの照射部位はとても繊細で、乾燥などの影響により炎症や色素沈着が出やすくなってしまう傾向があります。
そのため炎症や色素沈着を予防するために、保護シールを剥がさないことを意識して乾燥を防ぎましょう。
一方で、従来のQスイッチレーザーだと保護シールが必要ですが、ピコスポットは炎症止めの軟膏のみのため、基本的に保護シールは貼りません。軟膏を塗った箇所を触らず、刺激を与えないように注意しましょう。
保護シールを貼っている期間は、洗顔やスキンケアなどに剥がれないよう注意をして手入れをしてください。
ポイント②:照射箇所に刺激を与えない
個人差はありますが、シミ取りレーザーの照射部位がかゆくなる場合があります。その際にかゆい部位をかいて刺激を与えてしまうと、炎症や色素沈着になる恐れがあるので、かかないよう照射箇所に刺激を与えないのが大切です。
このかゆみは、従来のQスイッチレーザーだと保護シールを剥がした際に生じる場合が多く、症状が出た場合は再度保護シールを貼る処置も必要になります。
ピコスポットの場合、傷が治る過程でかゆみが生じます。かゆみが出た場合は医師に経過を診察してもらうと良いでしょう。
ポイント③:アフターケアを徹底する
シミ取りレーザー照射後は、炎症や色素沈着、感染症などのリスクを防ぐために炎症を抑える塗り薬の塗布など、アフターケアを徹底するのが大切です。
また施術部位は、乾燥をしやすい部分でもあるので刺激の少ない化粧水やクリームで保湿をするのも効果があります。
さらにメイクを控えるのも炎症を予防するためのアフターケアの一つです。メイクの成分が照射後の施術部位に触れると、感染症のリスクが上がります。そのため、シミ取りレーザー照射後はなるべくメイクを控えましょう。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療とは?
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、実績を積んだプロの美容外科医が患者様の肌の状況に対して丁寧なカウンセリングを行い、治療を進める肌治療を得意とするクリニックです。
この肌治療でシミを含めた顔全体への徹底ケアにより、-10歳の肌を手に入れられるような治療を行っています。
治療方法も豊富に用意されており、シミの種類に合わせた治療が可能であるため、それぞれに適した効果的な方法で治療を進められます。
また日々のスキンケアや内服などトータルケアサポートも手厚いため、シミ取りレーザー照射後のかさぶたの経過状態など悩みにくいのも人気の1つです。
オンライン診察も可能で家でも簡単に肌の相談ができ、無料カウンセリングを実施しているので、シミを改善したい方は相談からしてみるのはいかがでしょうか。
ピコスポット
1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療です。
経験豊富な医師が1つずつ丁寧に出力も調整しつつ、照射していくため、当院のピコスポットは安心して施術できます。
【全顔打ち放題】【麻酔代込み】【お薬代無料】【再診料無料】アフターフォローもしっかり行っております。
ピコトーニング
肌の奥までレーザーが届き、薄いシミや潜在しているシミを少しずつ減らしていく治療法です。
シミやくすみ、肝斑、色むらなどの改善が期待でき、ダウンタイムなしで治療が可能です。
無料カウンセリングは24時間受付中
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療の症例写真
幼少期からそばかすでお悩みの患者様
濃いそばかすがホホや目まわりに多くありましたが、1回の治療でここまで綺麗に除去できました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題 107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
年齢とともにシミやそばかすが気になってきた患者様
紫外線による濃いシミの改善と同時に肌がトーンアップし綺麗な肌になりました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題 107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
幼少期のそばかすに加え、出産後のしみが気になっていた患者様
来院回数1回でシミが改善され、肌のトーンアップ・ハリ艶など全体的に肌が綺麗になられました。
ピコスポット
- 施術内容
- 1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
- 費用
- 全顔打ち放題107,800円
- 副作用・リスク
- 疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化
ピコトーニング
- 施術内容
- 低出力のレーザーで照射し、皮膚のメラニン色素を減少させる治療法。
- 費用
- 全顔1回21,780円
- 副作用・リスク
- 赤み・痒み・湿疹・色素沈着・白斑
ピーリング(エルメスピール)
- 施術内容
- トリクロロ酢酸(TCA)を高濃度で配合し、ターンオーバーを整えシミやそばかす、くすみの改善だけでなく、皮膚の奥深くまで浸透し肌細胞を刺激して、コラーゲンを増やし、エラスチンやヒアルロン酸を作る手助けをするピーリング剤です。
- 費用
- エルメスピール1回16,280円
- 副作用・リスク
- かゆみ・ひりつき・つっぱり感・発赤・皮むけ
無料カウンセリングは24時間受付中
まとめ
本記事では、照射後の経過パターンや過ごし方、おすすめ医療クリニックについて解説しました。
シミ取りレーザー治療は、レーザーの照射威力や種類、シミの症状などによってかさぶたができるかできないかが変わってきます。
無料カウンセリングは24時間受付中
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、シミ取りレーザー治療によってできたかさぶたやその他の症状等も、充実したアフターケアによって安心して肌の悩みを改善できます。
シミを取りたい方は、是非無料カウンセリングで自分の肌の悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。
記事の監修者
佐藤 さゆり
非常勤
「もっと、綺麗になりたい…。」というのは年代問わず思う事。「何が最も患者様の為になるか」を常に意識し大切にしています。患者様の理想を正しい知識とすり合わせ、ご満足いただける治療をご提供します。
身体の内側からのサポートもさせて頂いております。美容も、健康も両方叶えるアトリエクリニックは、技量が高い肌のプロフェッショナルのみ在籍しております。
少しでも気になる事があれば、無料カウンセリングにてご相談ください。