シミ取り治療は何月に受けるべき?おすすめの時期・シーズンを美容皮膚科医が解説!

2024/09/01

「シミ取り治療は何月の受けるのがベストなの?」
「シミ取り治療のおすすめの時期とシーズンはいつだろう」

シミ取り治療を検討する方のなかで、治療を受けるべき時期がわからない方は多いのではないでしょうか。

結論をいうと基本的にシミ取り治療は1年中可能ですが、紫外線によってできることが多いシミはなるべく紫外線を避けられる時期に治療をするのがおすすめです。

本記事ではシミ取り治療のおすすめ時期の理由とシミができるメカニズムなどを解説します。

シミ取り治療を受ける時期に悩んでいる方は是非本記事を参考にしてください。

シミ取り治療は何月に受けるべき?その3つの理由は?

シミ取り治療は何月に受けるべき?その3つの理由は?

シミ取り治療は基本的に1年中可能ですが、治療後の日焼けは厳禁です。
治療した部位は非常に繊細でデリケートなため、この部分に紫外線が当たると再びシミができてしまう可能性があるため、紫外線対策を行う必要があります。

そのためシミ取り治療をする際は、比較的紫外線の強さが落ち着き肌の露出が少なくなる「秋から冬」の月に受けるのがおすすめです。

その理由として「紫外線量が少ない」他に、「屋内で過ごす機会が多い」「春や夏のイベントに向けた準備期間」の3つの理由があります。

この受けるべき時期を選ぶと、クリアで美しい肌を目指す近道になります。

ただし冬の雪が積もる時期は、太陽から降り注ぐ紫外線と雪に反射して下からくる紫外線の両方に注意が必要です。そのためスキーやウィンタースポーツをする方は、冬以外の時期にシミ取り治療をするのが良いでしょう。

このように、自身のライフスタイルに合わせて紫外線を避けながら治療時期を選ぶことで、シミの改善をしやすくなるのです。

ここでは主に「秋から冬」に受けるべき3つの理由について解説します。

理由①:紫外線量が少ない

シミ取り治療後の肌はとてもデリケートで繊細なため、治療後の患部が紫外線を浴びてしまうと色素沈着を起こし、さらに濃いシミになるケースもあります。

そのため秋から冬は春や夏に比べ、紫外線量が弱まるためおすすめの時期と言えます。一般的に紫外線は4月頃から増え始めるため、できれば春と夏はシミ取り治療を控えると良いです。

しかし紫外線を浴びる場合は、どの時期でも関係無く紫外線対策を行いましょう。この対策を日々意識すると、より綺麗な肌に近づける可能性が高まります。

理由②:屋内で過ごす機会が多い

個人差によりますが、冬は屋内で過ごす時間が長くなりやすい傾向があるので、治療後の肌を守りやすくなります。

この屋内で過ごす時間が長くなるというのは、紫外線に当たる時間も減りやすくなるということにも繋がります。

そのため屋内で過ごす時間が長い冬は紫外線対策ができ、シミ取り治療後の新しい皮膚が完全に再生させるための期間として最適な時期と言えるのです。

また紫外線が強い春と夏の時期は、屋内にいたとしても窓から入る強い紫外線によって肌にダメージを受けてしまうため紫外線を防ぎきれません。

このように屋内にいる冬の時期は、紫外線対策を自然とできるのでおすすめといえます。

理由③:春や夏のイベントに向けた準備期間

春や夏は外のシーズンイベントが多い時期であり、暑い季節のため肌の露出も増えます。

そのため秋から冬にかけてシミ取り治療を行うことで、シミを気にすることなく肌の露出ができるようになる可能性が高まり、自信にも繋がるでしょう。特に春の結婚式や夏のレジャーなど、外出の機会が多くなる前に肌を整えられ、シミの無い肌を目指せるのです。

ただし、シミの無い肌を目指すためにもシミ取り治療後のケアが重要になります。シミ取り治療後は紫外線対策をしっかり行い、肌の回復を促進させられるよう意識しましょう。

シミ取り治療を避けたほうがいい時期はいつ?

シミ取り治療を避けたほうがいい時期はいつ?

シミ取り治療はレーザーを当てるため、照射後は軽い火傷のような状態になります。照射後の患部はダメージを受けやすいため、紫外線の多い春から夏はシミ取り治療を避けた方が効果を得やすいです。

シミ取り治療後に紫外線を浴びてしまうと、シミが再度発症してしまうケースも考えられます。

そのため春から夏にかけてのスポーツやお庭作業など、紫外線の強い時期の活動が多い方は特に避けるべきでしょう。

ただしシミ取り治療を避けるべき時期は、それぞれの生活スタイルによって違います。自身の生活を見つめ、一番外出が多く紫外線を浴びる時間が長い時期はシミ取り治療を避けるようにしましょう。

また、夏場にいきなりシミ取りレーザー治療を行うのも避けるのがおすすめです。シミの状態によってはレーザー治療が適切でない場合も考えられるため、シミ取りレーザーをするべきか、または治療に適したタイミングはいつかなど医師と相談しましょう。

シミができる原因とメカニズムとは?

シミができる原因とメカニズムとは?

シミができる原因は紫外線を防ごうとする身体の防御反応が原因といわれています。

紫外線には、肌の奥まで届きコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分を変性させる「A波(UV-A)」と、肌表面の細胞を傷つけて炎症を起こさせる「B波(UV-B)」の2種類があるのをご存じですか?

2種類の紫外線はシミを作る原点になりますが、人の身体はこれらの紫外線ダメージを防ぐための防御機能が自然に備わっています。

この防御機能は、紫外線によって肌に炎症が起きた際、表皮の一番奥にある基底細胞の間のメラノサイトがメラニン色素を生成しようと、肌を一時的に黒くして紫外線をブロックします。

このように肌を一時的に黒くして紫外線をブロックする防御状態が、シミができるメカニズムなのです。

この防御反応はターンオーバーによって排出され元の肌に戻りますが、加齢によってターンオーバーの周期が乱れると、黒い状態が続いてしまう他にシミがどんどん増えてしまうのです。

紫外線を浴びたら何年後にシミになる?

紫外線を浴びたら何年後にシミになる?

シミとして肌表面に出始めるのは紫外線の強さにもよりますが、基本的にシミは紫外線を浴びた直後にできるわけではありません。

例えば、紫外線量が一番多い夏場の昼間に紫外線を浴びたとします。紫外線を浴びた直後の肌は「サンバーン」という炎症が起こり、この炎症によってメラノサイトが反応し「サンタン」が生成されます。これは炎症後の皮膚の黒化のことで、紫外線ダメージの際の身体の防御反応です。
この防御反応によってシミが発症し、紫外線を浴びてからシミになるまでの期間は一般的に半日から数日かかるとされていますが、発症期間は個人差があるため一概には言えません。

ただし、この紫外線による日焼けを何度も繰り返すことで紫外線ダメージが肌に蓄積し、さらに加齢によるターンオーバー周期も乱れると、一般的に20代後半から30代くらいからシミが好発するようになります。

そのため紫外線対策も大切ですが、紫外線を浴びた後のセルフケアも行い、紫外線ダメージの蓄積予防をしましょう。

シーズン毎の紫外線量の推移は?

引用:国土交通省気象庁

紫外線量はシーズンによって差がありますが、東京を拠点に考える場合紫外線量のピークになる時期は7.8月あたりになります。

この時期は気温も高く肌の露出も増えるため、紫外線を浴びやすくなりシミ取り治療をする時期としては望ましくないのです。

一方で11から1月の時期は紫外線は少なくシミの発症も防ぎやすいため、シミ取り治療をするのに最適でしょう。

ただしグラフを見てわかる通り、どの月でも紫外線はあります。たとえ紫外線量が少ない冬であっても肌へのダメージは十分に受けてしまうため、1年中紫外線対策をするのが重要になります。

結婚式や大事なイベントの何ヶ月前にシミ取り治療はしておくべき?

結婚式や大事なイベントの何ヶ月前にシミ取り治療はしておくべき?

シミ取り治療はレーザーを当てて軽い火傷のような状態にする治療方法のため、ダウンタイムの副作用があります。
そのためイベントや結婚式などに向けてシミ改善をしたい方は、最短でも6ヶ月前から治療を受けておくと良いでしょう。

しかし、シミの種類やレーザーの施術内容などでダウンタイムや施術期間が前後する場合があるため、医師と早めに相談をするのが理想です。

またダウンタイム期間の過ごし方も重要で、治療後の患部に紫外線を浴びたり保湿が不十分で患部が乾燥したりすると、返ってシミの発症を繰り返してしまう可能性があります。
こうなるとシミ取り治療の効果を十分に得られないという事態になりかねません。

そのため治療後のダウンタイム期間もしっかりケアをしてシミの改善を最短でできるように意識することで綺麗な肌を手に入れやすくなります。

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療とは?

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では、美容医療のスペシャリストが在籍する肌治療を得意とするクリニックです。

当院ではシミを改善するための様々なレーザー治療を用意しており、シミの種類に合った治療方法で進められます。

シミ取り治療では-10歳肌を手に入れられる他、1回の治療で素肌を目指せる場合もあり、短期間でシミ改善を行いたい方におすすめのクリニックです。

また肌治療だけでなく日々のスキンケア、内服などのサポートも行うため、ダウンタイムが生じるシミ取り治療も安心して受けられます。

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)は無料カウンセリングを実施しているため、シミ取り治療を検討している方は、悩みを相談してみてはいかがでしょうか。

ピコスポット

1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療です。

経験豊富な医師が1つずつ丁寧に出力も調整しつつ、照射していくため、当院のピコスポットは安心して施術できます。

【全顔打ち放題】【麻酔代込み】【お薬代無料】【再診料無料】アフターフォローもしっかり行っております。

ピコトーニング

肌の奥までレーザーが届き、薄いシミや潜在しているシミを少しずつ減らしていく治療法です。
シミやくすみ、肝斑、色むらなどの改善が期待でき、ダウンタイムなしで治療が可能です。

ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは肌質改善や毛穴改善に効果的な治療ですが、レーザーそのものはメラニン色素に反応しますのでしみ・肝斑にも効果的です。

無料カウンセリングは24時間受付中

ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)のシミ取りレーザー治療の症例写真

幼少期からそばかすでお悩みの患者様

    濃いそばかすがホホや目まわりに多くありましたが、1回の治療でここまで綺麗に除去できました。

    ピコスポット

    施術内容
    1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
    費用
    全顔打ち放題 107,800円
    副作用・リスク
    疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化

    年齢とともに出てきたしみが気になっていた患者様

    目の下周辺に濃いシミがありました。来院回数2回で濃いシミや薄いシミを綺麗に除去しました。

    ピコスポット

    施術内容
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    全顔打ち放題107,800円
    副作用・リスク
    疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化

    幼少期からのそばかすが気になっていた患者様

    濃いそばかすがホホや目まわりに多くありましたが、1回の治療でここまで綺麗に除去できました。

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    施術内容
    1兆分の1秒に1回という頻度でレーザーを照射し、熱でなく”衝撃波(光音響効果)”によってメラニンを破壊し、シミ取り効果を実感できる治療法。
    費用
    全顔打ち放題107,800円
    副作用・リスク
    疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化

    無料カウンセリングは24時間受付中

    まとめ

    本記事では、シミ取り治療を受けるおすすめの時期と理由などについて解説しました。

    シミは紫外線から受けるダメージによって生じる肌トラブルです。そのため、基本的に1年中施術が可能ですが、紫外線の少ない秋から冬にかけてシミ取り治療を行うのがおすすめです。

    ただし紫外線は1年間存在するため、シミを増やさないためにも紫外線対策をしっかり行い、肌ダメージを防ぐのが大切になります。

    無料カウンセリングは24時間受付中


    ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)は肌治療を得意とし、一人一人のシミに合わせたシミ取り治療を受けられます。

    自分のシミに悩む方は、現在実施している無料カウンセリングで、シミ取り治療について相談してみてはいかがでしょうか。

    無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。

    記事の監修者

    西川 史子

    西川 史子
    非常勤

    皮膚科医として、クオリティの高い施術を提供できるよう、努めております。
    コンプレックスを自信に変え、毎日鏡を見るたびに気分が上がる、そんな日々の変化のお手伝いをさせてください。
    身体の内側からのサポートもさせて頂いております。美容も、健康も両方叶えるアトリエクリニックは、技量が高い肌のプロフェッショナルのみ在籍しております。
    少しでも気になる事があれば、無料カウンセリングにてご相談ください。

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