鼻の角栓の取り方は?ピンセットはNG?原因・ケア・治し方を美容皮膚科が解説!
2024/05/13
鏡を見るたび、鼻のブツブツが気になるという人がいるかもしれません。
このブツブツの正体である鼻の角栓は、多くの人が気になる肌の悩みの一つです。
角栓に対して間違ったケア方法を続けてしまうと、なかなか治らずにむしろ悪化してしまうこともあります。
本記事では、鼻の角栓の原因と取り方・治し方・ケア方法について解説します。
NG例についても解説するので、鼻の角栓に悩んでいる方はぜひご一読ください。
いちご鼻?鼻にできる角栓とは?
鼻周りに白や黒のブツブツしたものができることがあります。
これを角栓(かくせん)と呼びますが、角栓ができると毛穴が悪目立ちするため、除去したいと感じる方も多いかもしれません。角栓は、角質と皮脂からできています。
いずれも色はついていませんが、皮脂が酸化して黒くなると角栓も黒くなり、さらに目立つようになります。
鼻の角栓の原因は?
角栓はとりわけ鼻周りにできやすいことが知られています。
角栓ができる主な2つの原因について見ていきましょう。
皮脂が過剰分泌している
角栓は角質と皮脂からできています。そのため、皮脂が過剰に分泌される状態になると、角栓ができやすくなってしまいます。
皮脂の過剰分泌を促す原因は乾燥です。乾燥すると、皮膚は自分自身を守るために皮脂を過剰に分泌するようになります。こまめに保湿ケアをすることで、皮脂の過剰分泌を防ぎましょう。
肌のターンオーバーが乱れている
肌のターンオーバーとは、表皮のもっとも下層にあるケラチノサイトが角質になり、角質が古くなって垢(あか)となって剥がれ落ちる過程のことです。
皮膚が乾燥するとターンオーバーが速くなるため、角栓の基となる角質も大量に生成されるようになります。
また、ターンオーバーが速くなった状態で作られた角質は、乾燥し、自然に剥がれ落ちにくい状態です。垢として落ちる前に毛穴に詰まってしまうため、角栓ができやすくなってしまいます。
無理やりはNG?ダメな鼻の角栓のケア方法は?
ケアの方法によっては、角栓がより悪目立ちしたり、鼻周りが黒ずんだりすることがあります。
正しいケアを覚える前に、してはいけないケアについて学んでおきましょう。
過剰に洗顔をする
角栓の原因となる皮脂と角質は、いずれも肌が乾燥すると生成されやすくなります。
洗顔をして皮膚に付着した汚れやメイクを落とすことは必要ですが、過剰に洗顔すると必要な皮脂まで奪ってしまい、肌を乾燥させる原因となることがあります。適度に洗顔をすること、洗顔後はすぐに保湿をすることを心がけてください。
手やピンセットでの無理な押し出し
手やピンセットを使って無理に角栓を押し出すと、強い刺激で皮膚が厚くなったり、傷ついたりすることがあります。
また、無理に力をかけることで毛穴が開き、皮脂がさらに詰まりやすくなることもあるため注意が必要です。
毛穴パックで無理に剥がす
毛穴パックも、皮膚に負担をかける原因となることがあります。
使用方法をしっかりと読み、皮膚を引っ張らないように注意をして剥がしましょう。また、使用回数を守ることも大切です。頻繁に使用すると、皮膚に負担がかかり、かえって角栓ができやすくなることもあります。
おすすめの鼻の角栓の取り方は?
角栓をそのまま放置すると、見た目がよくないだけでなく、皮脂が酸化して黒ずむこともあります。
肌に負担をかけずに角栓を除去する方法を紹介します。
肌を無理に擦らない
肌を擦ると、刺激によって角栓ができやすくなってしまいます。
洗顔フォームはしっかりと泡立てて、泡で顔をマッサージするように洗いましょう。また、化粧水やクリームなどを塗るときも同様です。肌を無理に擦らないように意識して、肌にしみこませるように丁寧に塗ってください。
1日2回までの洗顔
ホットタオルを使う
ホットタオルで顔を十分に温めると、毛穴が開き、擦らなくても角栓が落ちやすくなります。
クレンジングや洗顔の前に、ホットタオルで毛穴を開く習慣をつけましょう。熱めのお湯にハンドタオルを浸して、しっかりと絞ればホットタオルの出来上がりです。耳から顔を包み込むようにタオルを当てて、毛穴を開いてください。
肌を十分に保湿する
洗顔後は、肌をしっかりと保湿しましょう。
洗顔によって必要な皮脂まで除去すると、皮脂の過剰分泌を招いてしまいます。時間を置かずに化粧水や乳液でしっかりと水分を肌に浸透させてください。
レチノールが配合された化粧品を使用する
生活習慣の改善で鼻の角栓を予防するには?
角栓予防のためにも、肌のターンオーバーを正常に保つ必要があります。
糖質や脂質が多すぎる食事を避け、たんぱく質やビタミン、ミネラルがバランスよく含まれた食事をとるようにしましょう。
また、睡眠が不足すると、成長ホルモンの分泌が低下し、肌の乾燥を引き起こすこともあります。十分な睡眠時間を確保することはもちろんのこと、深い眠りを実現するためにも寝具や寝室の環境を適切に整えておきましょう。
適度に運動することでも、新陳代謝を促し、角栓の生成を防ぎます。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどの軽い運動から始めてみてはいかがでしょうか。
メイクの見直しも必要かもしれません。とりわけファンデーションを厚めに塗る習慣がある方は、毛穴が詰まりやすく、角栓が生じやすくなっています。クレンジングを丁寧におこない、すっきりと落とすようにしてください。
美容皮膚科での鼻の角栓の治療方法は?
普段のケアでも角栓を除去できることがありますが、さらに美肌を目指すなら美容皮膚科クリニックでのケアも取り入れていきましょう。
ピーリング
当院では3種類のピーリング製剤をご用意しております。
ニキビ跡・ハリ・艶・毛穴・くすみに特化したエルメスピール
ニキビ跡・美白・シミ・くすみに特化したライトニングピール
ニキビ・ニキビ跡・毛穴に特化したアンチアクネピール
ピーリングは、薬剤を利用して、肌の表面の古い角質を取り除く美肌治療です。
肌トラブルの原因となるターンオーバーの乱れを整えることにより、美肌効果が期待できます。
肌の生まれ変わりサイクルであるターンオーバーは、健やかな肌を維持するためには重要なものです。
ターンオーバーのサイクルが乱れると、肌の古い角質が残りやすくなり、ニキビ跡が治りずらいだけでなく、くすみや毛穴の詰まりなどのトラブルにつながります
3種類のピーリング製剤の中から、お悩みに合わせてご提案させて頂きます。
ピーリング+ハイドラフェイシャル
ハイドラフェイシャルで、ピーリングだけでは除去しきれない詰まった角栓や汚れを専用の薬剤と水流の力でしっかりと吸引していきます。そこで、肌状態に合わせたピーリング剤を使用する事で、通常よりピーリング剤が肌に浸透し、相乗効果を発揮し毛穴を綺麗にする効果が期待できる治療法です。
ドクターズコスメの使用
ドクターズコスメは医師や皮膚の専門家が監修に入って開発された化粧品のことを指し、「メディカルコスメ」とも呼ばれます。
当院では「ジャンマリーニ デュアリティーフェイスクリーム」をおすすめしています。
超微粒子化過酸化ベンゾイルをレチノールや保湿成分と配合し、しつこく繰り返す肌荒れを予防するだけでなくバリア機能をサポートして肌をすこやかに保つ高濃度のレチノールに加え高濃度の過酸化ベンゾイルを使用したニキビに特化したドクターズコスメです。
思春期〜頑固な大人の肌荒れに対応するだけでなくバリア機能をサポートして肌をすこやかに保ちます。
ドクターズコスメが気になる方も、カウンセリングは無料で案内しておりますので、お気軽にご相談ください。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)の鼻の角栓の症例写真
いちご鼻でお悩みの患者様
毛穴が詰まり、酸化している状態でした。当院オリジナルメニューのハイドラフェイスライン+ピーリングを行った事で、直後から毛穴の詰まりが綺麗になりました。
- 施術名
- ハイドラフェイシャル+ピーリング
- 施術内容
- アトリエオリジナルの高濃度のピーリング剤とハイドラフェイシャルを組み合わせた治療。
水流を使いながら、ディープクレンジングを行い、角栓を吸引する。汚れが取れた毛穴に濃度の濃いピーリング剤で浸透を良くし相乗効果がUPし、毛穴の詰まりから肌質改善まで行える治療法 - 施術の副作用
- かゆみ、ひりつき、つっぱり感、発赤、皮むけ
- 施術の費用
- 1回 14,800円
鼻の角栓つまりでお悩みの患者様
皮脂が多く、鼻や鼻横に毛穴の詰まり、ざらつきも見られました。ハイドラフェイスライン+ピーリングに加えピコフラクショナルで、除去した毛穴に皮脂や汚れを詰まらせないために、ピコフラクショナルで毛穴を引き締めました。毛穴、ざらつきが改善し滑らかで綺麗な肌に。
- 施術名
- ハイドラフェイシャル+ピーリング
- 施術内容
- アトリエオリジナルの高濃度のピーリング剤とハイドラフェイシャルを組み合わせた治療。
水流を使いながら、ディープクレンジングを行い、角栓を吸引する。汚れが取れた毛穴に濃度の濃いピーリング剤で浸透を良くし相乗効果がUPし、毛穴の詰まりから肌質改善まで行える治療法 - 施術の副作用
- かゆみ、ひりつき、つっぱり感、発赤、皮むけ
- 施術の費用
- 1回 14,800円
- 施術名
- ピコフラクショナル
- 施術内容
- レーザーで肌表面を傷つけずに、コラーゲン増殖の活発化とエラスチン再生を促し、毛穴を引き締め肌を入れ替えるレーザー治療法。
- 施術の副作用
- 赤み・痒み・湿疹・色素沈着・白斑・熱傷
- 施術の費用
- 全顔1回 43,780円
まとめ
本記事では、鼻のブツブツの正体である鼻の角栓について、原因と治し方を解説しました。
いちご鼻とも呼ばれる鼻の角栓ですが、無理やりピンセットなどで抜くのではなく、しっかりと原因とセルフケア方法を理解した上で、ご自身の症状にあった適切な治し方を行いましょう。
セルフケアでもなかなか鼻の角栓が治らない場合は、美容皮膚科での治療も是非ご検討ください。
ATELIER Medical Clinic(アトリエメディカルクリニック)では全国で当院にしか取り扱いのないフランスから独自に仕入れている製剤や手法を組み合わせ『今あるニキビだけでなく、今後もできにくい肌質に変えていく』事を目指しながら、軽度のニキビから重症ニキビまでの治療を行っております。
肌治療だけでなく、日々のスキンケア、内服などトータル的にサポートさせて頂きます。
無料のカウンセリングも実施しておりますので、まずはお気軽にご相談下さい。
WEB予約から無料カウンセリングは24時間受付中
記事の監修者
金 上浩
院長
常に患者様に寄り添いながら、最短で”治療のゴール”に繋げれる『本当に必要な治療』のみご提案させていただいております。
身体の内側からのサポートもさせて頂いております。美容も、健康も両方叶えるアトリエクリニックは、技量が高い肌のプロフェッショナルのみ在籍しております。
少しでも気になる事があれば、無料カウンセリングにてご相談ください。